蕎麦屋に当たる。
幼少のころ、宇宙船にさらわれて人体実験をされた時に
「方向感覚」を失った私。
「位置」が「点」でしかわからない。
「きよし窯」へ行った帰りに案の定、来た道を帰れず、
どうでも降りて出た道に蕎麦屋ののれん。
宇宙人のおぼしめしだ。
開店直後、イチゲンの女一人ということで気安かったのか
「そばの上手なすすり方」までご教授いただいた。
「箸を使うのは、つゆにつける時まで」だそう。
上手にすするといい音がするらしい。
麺類については素人が語ることでないけど、
辛み大根がこじゃんと辛かったのが印象的。
言われた通り、そば湯に七味を入れるとおいしかった。
七味の風味がとても効いてたので、よい品なんだろうな。
重ね(一人前)840円。 おいしかった。
砥部は今、花盛りです。
菜の花に桜に雪やなぎ
茶色だった風景が一気に色とりどり
万物萌いずる春です。