あすかパパの色んな話

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東北、バントだけ…小ワザでV狙い/甲子園

2009年08月06日 18時09分27秒 | 野球

足と小技の今年の東北野球。甲子園練習もバント練習のみに費やされた

大舞台でも普段着野球! 第91回全国高校野球選手権(8日から15日間、甲子園)に出場する東北(宮城)が5日、甲子園練習を行った。打撃練習では全選手が徹底してバント練習だけを実施。足と小技を絡めた自分たちの野球を、甲子園でもやり通す。また午後に行われた組み合わせ抽選会の結果、4日目第1試合で倉敷商(岡山)との対戦が決まった。

両翼95メートル、中堅118メートルの広さを誇る甲子園球場内に、コツンコツンというバントの音が響き渡った。打撃練習で東北の全選手が、バントだけを何度もくり返した。

 「(今年は)連打連打ではなく、バントや足を絡めて点を取ってきた。普段着の野球をやろうということです」

 我妻敏監督(27)がこう説明した。30分間の甲子園練習のなかで、打撃練習をバントだけに費やす高校はほとんどない。だがこのバント練習こそが、今年の東北の象徴なのだ。

 県大会6試合で、本塁打は佐藤朔弥投手(3年)の2本のみ。1番・佐野太地外野手(3年)が4盗塁、2番・菊地直人外野手(3年)が5盗塁を記録したように、チーム合計16盗塁は参加49校中5位タイ。足と小技を使った攻撃で宮城を勝ち上がってきた。

 県大会では俊足を生かすため、指揮官は「これが自分たちの野球」とばかり、4番打者にも送りバントを指示する場面もあった。あこがれの甲子園でも、ここまで勝ち抜いてきたやり方で戦うつもりだ。

 午後に行われた組み合わせ抽選会の結果、1回戦は春季中国大会覇者の倉敷商(岡山)との対戦が決まった。

 「ここまできたら、どこも強いチーム。変わったことをせず、自分たちの戦い方をしたい」

 エースの佐藤が意気込めば、我妻監督も「自分たちの野球をやるので精いっぱい」と自然体でぶつかることを気合十分に話した。4年ぶりの夏の甲子園で、東北が粘り強く1点を取りにいく野球で白星をつかむ。(サンスポ)

27人完封!楽天・藤原、準完全なプロ1勝

2009年08月06日 06時46分12秒 | 楽天情報

プロ初勝利を準完全試合で飾った藤原は、ウイニングボールを手に満面の笑み

(パ・リーグ、オリックス0-8楽天、12回戦、楽天9勝2敗1分、5日、京セラD大阪)孝行息子の誕生だ! 楽天のドラフト1位・藤原紘通投手(24)=NTT西日本出=が5日、オリックス12回戦(京セラドーム)で1安打完封。唯一の走者を許した五回も後続を併殺に仕留め、プロ初勝利を打者27人で終える準完全試合で飾った。前日4日の岩隈久志投手(28)に続く2試合連続完投勝利に野村克也監督(74)は「言うことナシ」とご満悦だった。

最後はやはり、この球だった。この日もっとも輝いたスローカーブ。99キロの“魔球”で辻を右飛に打ち取ると、笑顔で女房役の嶋とハイタッチ。新人左腕・藤原が準完全でプロ初勝利を挙げた。

 「内容は気にせず、全力で腕を振ることを考えた。完全? 全然(考えて)ないです。運もありますから」

 一回、先頭の坂口を3球三振に仕留め、快記録へのスタートを切った。直球は140キロ前後と特に速いわけではないが、強く腕を振る変化球主体の投球に、オリックス打線は凡打の山を築いた。

 四回まで一人の走者も出さなかった。五回、先頭のローズに右前打を許したが、続く北川をスライダーで遊ゴロ併殺打に打ち取った。その後もスイスイと投げきり、終わってみれば許した走者は1人だけ。98球の省エネ投球で、27人で終えた。

 2奪三振、内野ゴロ12、内野フライ1、外野フライ11の内容に「技巧派の持ち味が出たな。胃を休めることができた。言うことナシ。(胃が休まったのは)今年は初めてや」と野村監督。孝行息子の登場に、この日ばかりはボヤキを忘れた。

 即戦力と期待されながら、キャンプ中に左肩を痛めて開幕は2軍スタート。ようやく6月21日の阪神戦で1軍デビューを果たしたが、7試合に登板して白星に縁がなかった。1勝もできないのではとの不安を抱きながらも、まじめな左腕は自分を信じて練習を続けた。

 「長かったですねえ。ウイニングボールは親に送りたい。心配してくれていたので」

 三塁ベンチでのインタビューの間も、記念球はしっかりと右手に。チームは2試合連続の完投勝利。野村監督は「ローテの3、4番手がほしかった」と期待を寄せた。(サンスポ)

巨人、連日の起死回生!亀井の次は鈴木

2009年08月06日 06時21分43秒 | 野球

今季1号は起死回生の一打となった

(セ・リーグ、巨人3-3広島=延長十二回規定により引き分け、14回戦、巨人6勝5敗3分、5日、札幌ドーム)巨人は5日、広島14回戦(札幌ドーム)で延長十二回の末に3-3で引き分けた。十二回に1点を勝ち越されたが、その裏に鈴木尚広外野手(31)が起死回生の同点ソロ。2位中日が勝ったため、ゲーム差は「1」に縮まったが、負けなかったことに価値がある。

がけっぷちに立たされても負けなかった。ベンチ入り野手16人を総動員し、3時間51分の激闘の末に今季8度目のドロー。原監督は、追いついての引き分けを前向きにとらえた。

 「(鈴木)尚広が引き分けに持ち込んだというところで、貴重な一打だった。(無死二塁を生かせなかった)十、十一回は反省材料ですけどね」

 前日4日は、亀井が同点2ランとサヨナラ2ラン。この日は延長十二回にクルーンの暴投で勝ち越し点を許したが、その裏、七回から途中出場していた鈴木が敗色濃厚のチームを救った。青木勇のスライダーをとらえ、右翼席へ起死回生の同点ソロ。今季1号に「自分が一番びっくりしている。練習でもスタンドに入らないのに。広い札幌ドームで打てるなんて」と笑った。

 昨年のゴールデングラブ賞男も、今季は育成選手からはい上がった3年目の松本に中堅のポジションを譲ることが多くなった。数少ないチャンスをつかもうと前日から3打席連続安打で底力を見せた。「左打席でアピールできたのは大きい」

 中日とのゲーム差はついに「1」となったが、負けと引き分けでは雲泥の差。首位にいる限り、引き分けの数が大きな意味を持ってくる。(サンスポ)