
一日中、冷たい雨が降っていた。
お陰で、家でゆっくり出来た。
読書をしたり、お昼寝したり…
今、読んでいるのは、第158回芥川賞受賞作 「おらおらでひとりいぐも」
63歳の新人若竹千佐子氏著。
本の帯には、新たな老いを生きる感動作とある。
主人公は東北弁丸出しの一人暮らしの高齢者、桃子さん。
東京近郊のネズミの出る家に住んでいる。
桃子さんは、24歳で東京オリンピックの年に東北から東京に出てきたというから、ほぼ私と同じ年齢。
書きだしが今まで読んだ小説と異なり、興味が湧く。
しかし、歳のせいか、最近は根気が無くなって一気に読めなくなった。
それと、数冊を手元に置いて、あっちを読んだり、こっちを読んだりと忙しない。
土曜日、都内に出かける電車の中で続きを読もう。
片道、2時間以上かかるから、読み切ることだろう。





白梅が冷たい雨に濡れていた


零れ種のマラコイデスが咲いていた
