
松が明けたので、午前中、暮れに急逝した友のお参りに伺いました。
いつもはインターフォンを押すと、友の声がしてすぐに玄関のドアを開けて出て来るのに…
ご主人さまが出てこられました。
こうして、友が天国に召されたという現実を知らされていくのです…
まだ、友が逝って日が浅く、ご主人さまは気を張っておいでのご様子でした。
友の遺影の前に、彼女の携帯が置いてありました。
娘が逝った後、私は、娘の携帯にメールを入れたことを思い出しました。
今、何処にいるの…と。
当然、返信が来るはずもないのに…
夕方、雨の中、一番近いスーパーまで買い物に行きました。
行きはバスで、帰りは歩いて来ました。
途中、広い道路を渡らなければなりません。
信号も横断歩道もないので、左右をよく見て渡ります。
右横に乗用車が止まって待っていました。
右側の様子が見えないので身を乗り出そうとした瞬間、バイクが物凄いスピードですれすれに通り過ぎました。
私、思わず、ワァ!!と叫んでのぞけりました。
間一髪、もう少しでバイクに跳ねられるところでした。
即死ですね。
これは、友と娘が守ってくれたのではと、心底、思いました。

プリムラ