山形県鶴岡市あさひむら観光協会ブログ♪

名峰月山と朝日連峰に囲まれた大自然が残る旧朝日村。六十里越街道、伝説の魚が棲む大鳥池などの魅力をたっぷり紹介します!

山の日企画「六十の詣で~弐~」《2019年》六十里越街道で心充電の旅

2019-08-12 17:03:28 | 六十里越街道

令和元年812日(月・振替休日)暑すぎる~♪(暑すぎるー)とても~♬(とてもー)と、CMの曲にのって一緒に歌っている、とちのみ特派員です。

昨日811日は「山の日」でした。

山の日とは…山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝することを趣旨とし、2016年に国民の祝日として制定。

山に住んでいても山への感謝を忘れがち。あらためて山に感謝したいと思います。

さて、昨日は「山の日」企画アルゴディア研究会主催の六十里越街道古道歩き「千二百年の歴史街道でタイムトリップ 六十の詣で~弐~」が行われました。

とちのみ特派員はアルゴディア研究会員なのですが、日頃とんと協力できていないので、昼食のミズ汁づくり・案内板設置・管理係として裏方で参加です。

今回は、ガイドも含め総勢18名のみなさんが湯殿山を目指して歩きました。お盆休みということもあって遠方からも参加いただいたようです。ありがとうございます。

集合場所は、道の駅「月山」月山あさひ博物村文化創造館(ゆどのみち六十里越番所)

まず始めに、六十里越街道の資料展示コーナーにてオリエンテーションです。

六十里越街道のDVDをご覧いただき、アルゴディア研究会事務局長の安達さんから本日のコースのご紹介です。

六十里越街道は、湯殿山詣でたくさんの人たちが行き交った祈りの道でもあります。

今日は、湯殿山詣での身支度(菅笠・白装束・金剛杖)で街道を歩きます。

今回はアルゴディア研究会の小関会長も同行します。歓迎のあいさつと、本日の入山の意気込みを語っておられます。

オリエンテーションがおわると、参加される皆さんはバスでスタート地点の「七ツ滝」に移動し、いよいよ入山です。

裏方スタッフ3名も早速、昼食会場の細越峠めがけて出発しました。

車で走ること約30分、街道との合流地点に到着です。

歩き始めてまもなく、満開のヤマアジサイに歓迎されましたヤマアジサイ街道ですね。

しばらく先に進むと「湯殿山碑」が目に入りました。

同行した方々がおっしゃるには、この湯殿山碑、もともとは正面を向いていたのに、いくらか右側(湯殿山本宮方面)にずれていっているということ。

えっっ…そういわれてみれば、そう見えなくもない。では、さっそく昔の写真と比べてみます。

この下の写真が、平成22年7月3日の湯殿山碑 9年前の写真ですね。

そして、この下の写真が、昨日、令和元年811日の湯殿山碑

うーん…ずれてるのは撮影した向きも関係しているのかしら、このままではちょっと判断できかねますね。

さて、さらに先に進むと、さっそく案内看板がはずれています案内板をネジで止め直します。

途中、「いーっぱい清水」で昼食のお汁用に水を補給です。ここの案内板もネジで止め直し。

まず清水を口に含んで…「はっこい!これだばビールよりうめー!!」(つめたい!これなら冷たいビールよりおいいいしいね)

そんなことをしゃべりながら、焼酎空き瓶3本に水を補給。これを背負ってのぼっていきます。

汗をふきふきたまにふく風が心地よい…いよいよ「細越峠」に到着です。

ブナ林の日陰が気持ちがいいここからは周りの山々を見渡すことができます。

まずは自分の水分補給をしてから、昼食用のミズ汁づくりを始めます。

材料は、安達事務局長が事前に刻んで用意してくださいました。

具材を順番に鍋にいれ、味噌で味を調えたらしっかり味見。これでOK!準備完了です。

まもなくすると、参加されたみなさんが次々と細越峠に到着し、昼食タイムです。

汗をかいた後のあったかいミズ汁、おいしく召し上がっていただきました。ちょっと弁当ハプニングがありましたが…

役目を果たすことができて、ほっと一安心です。

さて、参加者は湯殿山詣でを目指し、さらに先へ進みます。

私達は片づけをしてから、忘れ物点検をしてきた道をもどります。

帰り道、参加されたお客様から「ちょっとそこで止まってー」なんて言われて止まると…

「下どごみでみ~♪」(下をみてごらん)ということで、今度は目線をおろします。

あーめっこいとてもかわいい「トンボソウ」が咲いています。それも3本も。

「トンボソウ」はランの仲間のようです。ライトグリーンの花がとても涼やか可憐な姿を見ることができました。

Sさん、教えていただきましてありがとうございましたこうゆう出会いが楽しみなんです。

六十里越街道の旅は、心を充電させてくれます。目に入るさまざまな風景が、心を癒してくれます。

午後5時、参加者の皆さんは、スタート地点の文化創造館へ無事に到着しました。真夏の古道あるき、お疲れ様でした

菅笠と白装束、そして金剛杖で歩く「六十の詣で」いかがだったでしょうか。

この度は、裏方として参加しましたが、いろいろと改善しなければいけないこともありました。

お客様が安心して「六十里越街道」を歩いていただけるよう、これからもお手伝いしきたいと思います。

実は、この続きのお話があるのですが、それはまた次回のブログでお伝えします。

お盆休みはご先祖様に手をあわせて…楽しい時間をお過ごしください。

本日もブログを読んでいただき、ありがとうございました。足がなんだかビリっと痛いとちのみ特派員がお伝えしました。せば、まだのー


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