山形県鶴岡市あさひむら観光協会ブログ♪

名峰月山と朝日連峰に囲まれた大自然が残る旧朝日村。六十里越街道、伝説の魚が棲む大鳥池などの魅力をたっぷり紹介します!

不動山 本明寺

2024-09-05 21:39:00 | あさひむら観光協会より

たにーる特派員です。

このたびお邪魔したのは、令和6年度よりあさひむら観光協会に加入なさった、不動山 本明寺です。

鶴岡市東岩本の小高い丘に位置する、檀家を持たない祈祷寺です。

木々に抱かれた静謐な佇まいに、ただ圧倒されます。





1592年、心月上人様によって開かれたこのお寺。本明海上人が再興し、時の殿様である酒井忠当公の眼病を信仰により平癒されたことで有名です。

庄内地方で最も古く歴史のある、即身仏の「本明海上人」(ほんみょうかいしょうにん)様が安置されています。拝観料500円で本明寺上人様を拝むことができます。(要予約)

庄内地方に現存する即身仏は6躯。即身仏の中で最も古く、損傷の少ない姿で残されているが、それは上人の徹底した木食行の賜物であると言われています。

食いしん坊の私には身につまされるお話…1000日ずつの段階を経た五穀断ち、最後には木の薄皮、漆を飲まれたなど…ううぅ辛い(´;ω;`)

さて、私事ですが、色んなことが重なり眼にも不具合があったため、このたび、本明寺さんにご祈祷に参りました。ご祈祷なさった皆さんが口々に誉めそやすその祈祷を、いざ体感!


酒井忠良様直筆の書。
こちらが、石碑になって入定跡に建立されています。

ご祈祷のための御札を、住職様から書いていただきます。


さて、本堂にてご祈祷開始。
朗々とした祈祷は、今まで聞いたことの無いほどの迫力。その響きはまっすぐ心に刺さります。
穏やかな住職様が、祈祷の際は一変し、鬼気迫るド迫力といったら!
邪気を祓う様もカッコイイ…(ネタバレなのであまり言えない⚠️)
真言密教の凄さ、言霊というものはこういうことかと息を飲みました。



最後の梵天祓い。本明寺さんの梵天はこれまた見たことないくらい巨大。
おカツラの方はお気をつけくださいね。

ここまで20分、私一人のためにご祈祷いただき、もうもう感無量です。
体中の邪気がすべて祓われた気がしました。
ご祈祷が終わり、お守り札をいただいたあと、住職様の打って変わった和やかな雰囲気に悩みをいつの間にか話してしまい、お人柄に更に癒されました。

そしてそして、本堂の横に、本明海上人様の坐する御堂があります。


林の中にあるこの御堂も、厳かな雰囲気があり、ずっしりした密度の濃い空気を感じます。
本明海上人様は、他の即身仏より色白で、優しげなお姿でした。
過酷な穀物断ちをして即身仏になられ、死してなお民の幸せを祈るその清廉なお姿に、私は己を恥じるばかりでした。

即身仏堂の近くには、入定塚(にゅうじょうづか)も残されており、信者による石碑も建立されています。




石碑には、酒井忠良様の直筆。


本堂より更に高いこの丘からは、眼下に里が広がります。
里山を見渡しながら、民の暮らしや思いを守るためにその身をみ仏に捧げた本明海上人様。
降りそそぐ蝉の声の中、「善く生きよ」と背中を押されたような気がしました。

ストレス社会、様々なことが身に降りかかりますが、日本の信仰と言霊には、目に見えないチカラがあると思いました。

ここ朝日地区には沢山のお寺があります。ぜひここぞというお寺のご祈祷を受け、運気を変えてみてはいかがでしょうか。

ひと皮むけた(気がする)たにーる特派員より。


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2024年版 鶴岡市あさひ地域カレンダー予約受付中♪

2023-10-28 09:21:31 | あさひむら観光協会より

令和5年10月28日(土)寒いですけど、半袖好きなんです…この気持ちわかるかなぁ…

ごぶさたしていました!まだ半袖の服が手放せないとちのみ特派員です

気付けば2023年もあと2ヶ月余りとなりました。

暑い暑い夏がずっと続くかと思ったら急な秋の訪れ。体も慣れないまま秋を迎えていらっしゃる方も多いことでしょう。

さて、ただいま、毎年好評をいただいております あさひむら観光協会制作「2024年版 鶴岡市あさひエリアカレンダー」”むらじかん-くらしと自然-”のご注文を受付中です♪

今年は、「鶴岡市あさひ地域の四季折々のくらしと自然」をテーマに公募作品の中から選ばれた写真で構成されています。

実際にどんな感じなのかな~と思っていらっしゃる方へ…ただいま、カレンダーの現物を鶴岡市朝日中央コミュニティセンターで展示中です。

芸術の秋を迎え、朝日中央コミュニティセンターでは「あさひ産業文化まつり」の作品展示が行われております。子ども達から大人まで、心を込めて作られたたくさんの作品が展示されています。

そのスペースをお借りして「2024年版 鶴岡市あさひエリアカレンダー」”むらじかん-くらしと自然-”を展示しているものです。

あさひむら観光協会のイメージキャラクター とちのみ君 も応援に駆けつけてくれています!

カタクリ姫のご紹介|あさひむら観光協会 (asahi-kankou.jp)

朝日の自然と人々が紡ぐ四季の風景が広がっています。この機会に、ぜひ現物を手に取ってごらんください。

申込書もご用意しておりますので、ご予約いただければうれしいです。

なお11月5日まで展示しています。

さて、このカレンダーはちょっと普通のカレンダーとちがいがあります。

この「あさひエリアカレンダー」は写真を背景に、あさひむらの方言で物語を作りました。

カレンダー各ページにある2次元コードをスマートフォンで読み取るとYouTubeにつながり、むらことばの音声をお楽しみいただけます。

▼2023年カレンダー表紙のむらことば
https://www.youtube.com/watch?v=o5mLXqhzUd0

その土地に行かないと聞けない方言。

お家にいながら旅した気分になれるそんなステキな時間をお過ごしいただけたら幸いです。

お手元にカレンダーがない方でも聞くことができますので、ぜひ朝日の方言をお聞きいただきたいと思います。

◆鶴岡市あさひ地域カレンダー2024◆

サイズ/タテ552×ヨコ420mm 全8頁構成

定価/1,200円 (税込・送料別)

>> 鶴岡市あさひ2024年カレンダー申込書(PDF)

※製作部数に限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。

11月末までのご注文は、12月上旬発送予定です。

50部以上のご予約につきましては、単価等ご相談承ります。

【お申し込み・お問い合わせ】

あさひむら観光協会道の駅「月山」月山あさひ博物村 内)

TEL 0235-53-3411 FAX 0235-53-2400

日常のほんの一コマや旬のおいしいものなど、朝日の自然と人々の営みが紡ぐ風景を、これからもお届けしていきたいと思います。

鶴岡市朝日地域の観光情報は次のホームページ・フェイズブックをご覧くださいませ~

あさひむら観光協会ホームページ


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2022年もブログをごらんいただきありがとうございました!

2022-12-31 16:12:58 | あさひむら観光協会より

令和4年12月31日(土)2022年も今日を残すばかりとなりました。

色々と制限があるなかでも、3年ぶりに開催できた六十里越街道安全祈願祭や、下田沢かたくり園の開花時期に合わせたライブ配信の初挑戦など、少しづつやり方を工夫して走り抜けてきた2022年も残りわずか。

今年一年、あさひむら観光協会ブログをご覧いただきまして本当にありがとうございました。

みなさまの応援に支えられて、今年1年を無事に終えることができました。

<ななかまど亭 手打ちそば>こづなぎ特派員撮影 屋根の雪下ろし後に食べるとひときわうまい!

<下田沢かたくり園>こづなぎ特派員撮影 「下田沢かたくり園」ライブ配信に初挑戦!

<タキタロウ伝説で有名な大鳥にも春が来た!>かたくり特派員撮影 新緑と桜開花が一緒になりました!

<3年ぶりに行われた六十里越街道安全祈願祭>かたくり特派員撮影

古道歩きは新緑が美しく、鳥やエゾハルゼミの声が聞こえ、街道を彩る花々にも癒されました。

<十王峠にたたずむお地蔵様>とちのみ特派員撮影 六十里越街道を歩く人々を見守っていますお地蔵様にご対面です。

<大網の棚田 稲の杭がけ>こづなぎ特派員撮影 今は貴重な秋の風景です。

<以東岳の紅葉の様>>以東岳山小屋の管理人さん提供 以東岳があなたを呼んでいます。

2023年も各特派員が”あさひむら”(鶴岡市朝日地域)のんめもの、登山情報、イベント情報、風景など、いろいろな情報を発信して、リレーでつないでいきたいと思います。

来る2023年が皆様にとって素敵な1年になりますように🎍
皆様、よいお年をお迎えください。

来年も「あさひむら観光協会ブログ」よろしぐの~

せば、まだの~


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表紙は12月のカレンダーなんです<鶴岡市あさひエリアカレンダー2023年版>

2022-12-30 12:24:07 | あさひむら観光協会より

令和4年12月30日(金)本日3つ目の投稿です。とちのみ特派員です

好評をいただいております あさひむら観光協会制作「2023年版 鶴岡市あさひエリアカレンダー」

「鶴岡市あさひ地域の四季折々のくらしと自然」をテーマに公募作品の中から選ばれた写真で構成されています。

実は、表紙は2022年の12月のカレンダーになっているんですよね~ 

もう2022年も残り2日ですが、このカレンダーは12月分もお楽しみいただけますのでぜひご覧ください。

この「あさひエリアカレンダー」は写真を背景に、あさひむらの方言で物語を作りました。
カレンダー各ページにある2次元コードをスマートフォンで読み取るとYouTubeにつながり、むらことばの音声をお楽しみいただけます。

2022年版表紙の方言は↓↓↓こちらのあさひむら観光協会公式YouTubeからお聞きいただけます。

鶴岡市あさひ2023年カレンダー むらことば表紙 - YouTube

お手元にカレンダーがない方でも聞くことができますので、ぜひ朝日の方言をお聞きいただきたいと思います。

さて、この間の豪雪のときに発見した、とても珍しい風景をお届けします。

もっつもっつと雪の降るなか、カラスが柿の実をしっかりと持ちながら、街路灯の上にのせておいしそうに食べていました。

カラスの後ろに見えるのが柿の木です。

数日前からこの柿の実をめぐって、カラスが格闘しておりました。

まさか、こんな悪天候のなか果敢に柿に向かう気持ちになるとは。恐れ入りました。

まだまだ在庫があるようですので、他のカラスも天候を見ながら食べにくることでしょう。

 

日常のほんの一コマや旬のおいしいものなど、朝日の自然と人々の営みが紡ぐ風景を、これからもお届けしていきたいと思います。

鶴岡市朝日地域の観光情報は次のホームページ・フェイズブックをご覧くださいませ~

あさひむら観光協会ホームページ

月山あさひ博物村文化創造館「ゆどのみち六十里越番所」<あさひむら観光協会事務局>(Facebook

本日、3投稿目 ご覧いただきありがとうございました。

とちのみ特派員がお届けしましたせば、まだの~ 


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朝日で輝く”おかえり~☆”イルミネーション

2022-12-30 09:34:34 | あさひむら観光協会より

令和4年12月30日(金)2022年も今日を入れてあと2日。雪雲のあいだから太陽の光が差し込んできました。大変ごぶさたしております。とちのみ特派員です

ブログ更新がすっかり遅くなりました。

この間に、朝日にはドカッと雪が降りました。ひと冬で積もる量が1日から2日で積もるなんて初めてです。

一気に降るのではなくて、徐々に降ってもらいたいものです。

もちろん湯殿山スキー場にはたっぷりと雪がありますので、この冬はぜひ雪を楽しんでいただければと思います。

冬といえば、あちらこちらでイルミネーションが暖かさを感じさせています。

実は、2022年 朝日でもイルミネーションが輝いてます

国道112号沿い 熊出に行くとこんな↓↓↓あったかいメッセージがあなたをお迎えします。

このメッセージイルミは、鶴岡市朝日地域でさまざまな活動を始めた若者グループ

”チームWaGeSho”のみなさんが製作されたものです。

ち・な・み・に グループ名の”WaGeSho”=”わげしょと読みますが、このあたりの若い人たちを指す方言です。なかなか粋なグループ名だと思います。

チームWaGeSho代表の佐藤さんのコメントが、朝日地域共創プロジェクトの特設サイト↓↓↓に掲載されています。冬は寒いけどあったかいハート🥰を感じることができます

朝日の冬に“彩り”を vol.6 | 朝日地域共創プロジェクト特設サイト (jomonex.jp)

「チームWaGeSho代表の佐藤です。 昨日お披露目となりましたイルミネーション!皆さん見ていただけましたか? イルミネーションと言えば“魅せる”イメージが強いですが、今回製作したのは“言葉で伝える”イルミネーションです。 寒い中ご自宅に帰宅される際、温かい光で浮かび上がった“おかえり”という我々のメッセージで皆さんの心を少しでも温かくできればと思い製作しました。 このイルミネーションを見ていただいて、これからやってくる厳しい冬を温かく乗り越えていきましょうね!」

きらびやかなイルミネーションも人気ですが、このメッセージイルミはとても心にしみます。

心折れての帰宅途中、このメッセージを見ると”ほっと”します。うっかり涙が出るときもあります

チームWaGeShoのみなさん、どうもありがとう

お近くにおいでの際は、交通安全に気を付けて、ぜひごらんください。

実は、もっと日常的に季節関係なく輝くイルミネーションが朝日にはあるのです

こちらの赤川頭首工です。庄内平野に農業用水を届ける重要な農業用施設です。農業土木夜景と言いったところでしょうかね

今回は、キリッと冷える冬の夜空に輝く「朝日のイルミネーション」の風景をお届けしました。

これからも、日常のほんの一コマや旬のおいしいものなど、朝日の自然と人々の営みが紡ぐ風景をお届けします。

鶴岡市朝日地域の観光情報は次のホームページ・フェイズブックをご覧くださいませ~

あさひむら観光協会ホームページ

月山あさひ博物村文化創造館「ゆどのみち六十里越番所」<あさひむら観光協会事務局>(Facebook

ご覧いただきありがとうございました。

2022年もあとわずかです

お久しぶりのとちのみ特派員がお届けしましたせば、まだの~


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