無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

愛着の持てる家

2010-02-09 13:08:43 | 換気、住宅
愛着の持てる家とは?

アメリカの家の続き。資産価値を増やすため方法。

アメリカ人は、人生で3回以上は家を替えます。

仕事、子供、引退等で、住む場所が変わってゆきます。

それで、資産価値をなるべく失わないで住む事を気をつけます。

メンテナンス(ペイント、壁紙の張替え、増築等)で、綺麗に住むことにより価値を失わないようにしてます。

最近流行ったアメリカの住宅は、家の中に夫婦のリビング、バス、トイレを独立させている間取りです。

通常のパブリックなリビング、ダイニングとは別に夫婦だけのプライベートな空間を家の中に造ったのです。

それでも離婚率が下がらないのは、とても不思議でありますが?

このように、家の中で最大限リラックスできる方法を考えています。

日本では、子供部屋が基本で、夫婦の寝室やお父さんの書斎なんてとんでもないという家造りであります。

これでは、世の中のお父さん達は家に帰るより、どっかに寄り道して帰らないととてもやっていられません。

夫婦が中心でなく、子供中心の家造りは崩壊します。

なぜなら、子供が育ち大きくなったら、当然家を出てゆく訳でありまして、残された夫婦には、残骸のような愛着の湧かない器になっています。

また、自分達のニーズ合った間取り、立地に住み替えることも難しい。

買った時、建てた時が、全て最高に幸せであった家も、時が経つにしたがって古ぼけて、住みにくく、新建材の色あせた安っぽさにどうしようもなく、ただ壊される運命を待っている家って、いったい何なんでしょうか?

そんな家に愛おしさが生まれるのでしょうか?リホームをして快適な老後夫婦の終の棲家となりえるのでしょうか?

そんなつまらない家が日本には沢山在ります。

そんな家に資産価値を見出す事は出来ません。

自分達が愛着の沸かない家は、当然他人様も払い下げであります。

高級住宅街か駅前の一等地以外は、誰も住みたくもありません。

30年経てば、蹴飛ばせば倒れるような、結露でカビだらけ、寒くて暖房は石油ファンヒーター、夏はエアコンが効かない家には誰も住みたくはありません。

今から家を買う人は、その家でこれから30年先の自分達を思い浮かべてから決断しても遅くはありません。

人が自然と集まってくる家には笑いと幸せがあります。

人が寄り付きたくない家は、日当たりが悪く、結露してカビが生え、壁は薄黒く変色し、アルミサッシの隅は水滴で色が変わって、お風呂場付近では床なりし、トイレは芳香剤の臭いがあり、リビングは冷え冷えし、部屋の中に洗濯物がほしてある、そんな住宅に皆さんは住んでいませんか?