健康と室内空気環境

昨日は、人間はニオイに鈍感で敏感である見本の話をしました。
でも、どの位の人が換気が充分でない家でペットを飼っているのでしょう？

面白い話があります。ある奥様は、自分が愛してやまないペットとはキスもするし、いつも抱いてかわいがり、夜も隣で寝てもニオイを感じません。
同じ家に住む旦那のニオイには超敏感で加齢臭が酷いから傍に来ないでと平気な顔をして言う。
これって何か可笑しいと思いません？差別と思いませんか？好きなペットの臭いは、臭感疲労で忘れ去られるけど、旦那の臭いは嫌悪感から、執念深く憶えてる！！
でも、他人が来たら、絶対ペットの臭いの方が旦那の臭いよりも臭いのが分かると思いますが。

バックパッカーは、欧米では独り立ちするとき、世界のどこかへ一人で放浪する、習慣があります。風呂へ何日も入れず、トイレも共同や野原などでしなくてはならない環境で、欧米人の若者は恐ろしいいくらい同化できます。
一番根性の無いのは日本人です。これは、日本人が過保護で育てられ、欧米人は自立を重んじられながら、育てられた差なのでしょうか？
体臭は、日本人が一番少ない。ラテン系、アルメニア系の臭いは、凄いを超越して気絶しそうなくらいですが、女性の顔は真反対なくらいエキゾチックで魅力的です。
この段差を埋める事ができるのは、毎日傍にいて臭感疲労になるまで臭いを嗅ぎ続けることです。そうすると、臭いは自分の脳から指令で消してもらえるのです。面白いですね。
でも、年をとったら、また、臭いが復活してきますから注意してください。

この例の、もっとも身近な例は、タバコの臭いです。タバコを吸う人はその臭いに鈍感ですが、傍にいる我々はとても許せないくらい臭いです。
ヤニの臭い、煙の臭いを平気で撒き散らして、自分だけ陶酔して周りが見えない人は最低だと思いませんか？吸うのであれば、人に迷惑を掛けない場所で吸ってください！！
歩きタバコをして、吸殻をポィと所構わず捨てる人は、もっと最低です。
自分さえ良ければの典型です。
レストラン、寿司屋で平気でタバコを吸っている人は、隣、周りの人の迷惑を考えた事のない自己中心的な最低な人間です。
タバコを吸う人に寛容な先進国は、フランス、日本だけです。
また、若い女の人が街中でタバコを吸っているのも、フランス、日本だけです。

日本の家の中はかび臭く、ペット臭があり、タバコ臭があるのにも関わらず、加齢臭などとピンボケして親父を責めるより、自分の家の換気を見直した方が良いと思うのは、私だけなのでしょうか？