いやぁ~~昨日のブログ:「あほのすすめ」大反響でしたね~
さすがJHASのみなさん、、この「あほのすすめ」に素早く反応してくださるなんて!!
この「あほの書」を書かれた方は私の大好きな小説家「森沢明夫さん」のフェィスブックで
たまたまみかけたものでした。(森沢さんが書かれたのではありませんよ~)
あまりにも感動したので、「私のブログにUPさせていただいてもよろしいでしょうか?」と
メッセンジャーっていうの?・・それで連絡しましたら
「この書に感動してくださるあなたの人間性が素晴らしいです!是非どうぞ~」と
初めまして・・の方なのにとっても快く温かなお返事をいただきました(*^。^*)
・・ということは私だけではなく、たくさんのあろまっ子仲間がこの書に感動してくださったようなので
みなさんもやっぱり素晴らしいのです!!
この「あほの書」の中に「あほは苦労と努力をたのしむ」というのがありましたね
苦労と努力をたのしむ
これってね・・例えば現実にとっても辛くて心が引き裂かれそうな出来事に遭遇したとき、、
その出来事に対して
「わぁ~い!わぁ~い!辛いことがやってきたぁ~~さぁ~てどうやって乗り越えようかなぁ~~」っていう
愉しみ方ではないと思うのですね。
それってな~~んか違いますよね。
もちろんちっちゃな「プチ困難」なことであればそんなノリでもいいと思うのですが、、
そうではなくて、、本当に心が折れてしまいそうなぐらい辛くて苦しい出来事に遭遇したとき
それを愉しむってどういうこと?
2年前、このブログでも書かせていただいたことがあるのですが
先程もお名前が登場した小説家「森沢明夫さん」のトークイベントに参加させていただいたとき
質問タイムがあって、、
そのときうちの娘であるまゆっちが(当時高1)森沢さんにこんな質問をしたのでした
「どうしたら失恋から立ち直ることができますか?」と・・
森沢さんはすぐにこのようにお答えになりました
「そっかぁ・・失恋したんだね。
きっとね・・時間が癒してくれるし・・今はその辛い気持ちを存分に味わいつくしてください。
そしていつかその体験を小説にされたらどうですか?
月並みだけど、、この世の中にはその彼以外にもたくさんの男性がいるからね・・大丈夫だよ」
と・・高1の娘にとっても優しくお話ししてくださったのでした。
この時仰った森沢さんの「味わいつくす」という言葉がものすごく・・ものすごく・・印象に残っていて・・
そうなんです。
「苦労を愉しむ」って、、いうのは
森沢さんが伝えてくださったように、「その苦しみの感情を味わいつくすこと」なんだなぁ~~
って納得しました
心の痛みを感じるのが辛すぎて、、心に蓋をしてしまって
わざと明るくふるまったりするのではなく、、ただたた味わいつくす・・。
その苦しみを味わいつくした人こそがやがていつか人の痛みに優しく寄り添えるのだと思うのですね。
そしてきっとその出来事を小説にできる頃になると、、
「あ~~あの時はとっても辛かったけど、、あの体験があったかこそ今の自分がいるんだなぁ~」とか
「あの経験をしておいてよかったなぁ~~」って辛い出来事さえも感謝に変わるのでしょうね・・。
私はね・・ずっと長い間この「味わいつくすこと」があまりに辛くて、、
早く抜け出したくて、、なんとか自分の気持ちをプラスにもっていこうもっていこう!と
めちゃくちゃ焦ってもがいていた時期・・長かったなぁ~~
早く立ちなおろ!!とすることはとっても大切なことだけど・・
でも・・以前の私は、傷ついた自分の心や葛藤を置き去りにして
プラスの方向へいこういこう!としてた
自分の心を置き去りにするととってもしんどいし、逆に抜け出せなくなるね。
そんな中でも私が苦しみの泥沼の中にうもれなかったのは
「この苦しみを味わっているのは、私だけではない」って思えたこと
苦しい時って自分ばっかりが辛くって自分ばかりなぜこんな目に?
って思ってしまいがちなのだけど・・
まさかまさか~~ そんなはずは絶対になくて
きっと世の中には同じよなことで悩んでいたり、同じようなことでつまづいたり
同じようなことで苦しんでいたり、、傷ついたりする人が必ずいるものです。
自分だけ・・なんてありえないのです
私が・・苦しみの泥沼の中におぼれきらなかったのは・・
私の先生でもあるゆりあ先生の背中があったから・・なのです
先生は私よりも何百倍もの生徒さんとこれまで関わってこられて・・
それだけではなくて、お仕事上でもたくさんの方達と関わってこられて
それこそここまで歩んでこられるのに私の何百倍も何千倍も何万倍も・・
お辛い想いをたくさんたくさんされてきたのだと思います
様々な誹謗中傷・外部の方からならまだしも
ご自身が愛し大切にはぐくみ育ててこられた生徒達からの激しい反発
そんな自分に攻撃してくる人にさえも愛を持って接し、愛で包んでこられた先生・・。
その中でご自身を決してブレさせることなく、、今も尚まっすぐに私達の前を歩き続けてくださっています
先生には先生がいらっしゃらないのです
たった1人でこのお仕事をはじめられた先生はお辛いとき、
自分の涙を自分でぬぐって、、自分で立ち上がって・・また前に進んでくださいました
その先生の勇気を思うと、、、、
ただただ・・涙が溢れ、、「先生もがんばってこられたんだ!!私も負けないでがんばろう!!
「私は1人じゃない!!」って思えて、苦しみの淵から抜け出し、立ち上がってこられたのです
苦しいとき、、そっと周りを見渡してみて、、
みなさんの周りにいてくださる「素敵だなぁ~~」と思う方は
きっとみなさんよりちょっとだけ先にその苦しみを体験し、
苦しみを味わいつくされ・・
でも・・ちゃんと自分の足で這い上がってきた方なのかも・・。
きっと・・そう。
苦しみを味わいつくした後は・・「私は1人ではない」
そっと自分に言ってあげてくださいね