3/15に山鹿市に行って来ました。
八千代座(やちよざ)は、明治43年に旦那衆と呼ばれる山鹿の実業家たちの手によって作られた芝居小屋です。江戸時代の古典的洋式の中にドイツ製のレールを使った廻り舞台など、充実した機能を持っていました。その頃の山鹿は交通の要衝として物流の拠点であり隆盛を極めていました。八千代座は当時の豊かさの象徴であり、レベルの高い文化・芸能を楽しむ場として建てられたものです。明治44年に「こけら落とし」が行われ、各地より多くの有名な芸能人たちが来援し、大正・昭和にかけて観客を楽しませてくれました。
昭和63年に国指定重要文化財に指定され、全国にその名が知られるようになりました。
公演日以外の日は見学することも可能です。