6月4日のことです。
ガイドの研修で「旧古河庭園」と「六義園」に行って来ました。
とってもお天気のイイ日で、空は雲一つない夏空でした。
この石造りの洋館は、鹿鳴館、ニコライ堂などを手掛けた、
英国人建築家のジョサイア・コンドルの設計なのです。
ガイドの時間までお庭を散策。
薔薇園も有名なのですが、
薔薇は二番花の蕾がいっぱいでした。
日差しが強いので日本庭園へ。
ひんやりとした空気が心地よかったです。
薔薇が咲き誇る洋風庭園と日本庭園は、
平成18年に国の名勝に指定されたのです。
建物の中のカメラはNGでこの玄関まで。
女性の方がガイドしてくださったのですが、
素晴らしくて。。。
声もお話のリズムもとっても聞きやすくて、
ガイドさんの知識の多さにも感動しました。
帰り寸前、足元を見たら、こんなものが。。。
これはU字溝の蓋の部分?
薔薇がこんなところにも!!
ランチを済ませて、
「六義園」へ
六義園と書いて「りくぎえん」と読みます。
和歌の心息づく雅な大名庭園とパンフレットに書かれています。
江戸時代の大名庭園の中でも代表的なもので、
明治時代に入って三菱の創業者である
岩崎彌太郎の別邸となったのですが、
昭和13年に岩崎家より東京都に寄付されたのです。
昭和28年に国の特別名勝にしてされたのだそうです。
「六義園」で有名なのは、
春のしだれ桜で、いつも、テレビで放送されます。
そんしだれ桜が、
こちらです。
これは3本のしだれ桜だそうです。
今は葉っぱだけですが、
こんな夜桜も見れるのだそうです。(サイトから)
ガイドは2年目という男性のガイドさんの案内で庭園を歩きました。
見る角度で全く違う風景が見られ、
美しい庭園に感動しっぱなしでした。
都内にいることも忘れてしまうくらいなのですが、
ふと目をやると。。。大きな建物が目に入ります。
やっぱり東京のど真ん中!
この六義園にはもう一つのしだれ桜があるのです。
これは一本のしだれ桜です。
春にはこんなふうな姿が見られるそうです。(サイトから)
ガイドさんの和歌の説明を聞きながら、
和歌はさっぱりわかりません。(笑)
楽しいガイドを聞きながら、
とにかく、歩きました。
そして、
この六義園で一番小高い山?にも上りました。
「藤代峠」(ふじしろとうげ)
そこからの風景です。
実際はもっともっと美しい風景でした。
峠を降りて。。。
見えた風景は?
素晴らしくて。。。
本当に感動でした!
ここで、一番に感じた事がありました。
何かが見えない。。。
何だと思いますか?
高層ビルが全く見えない場所だったんです。
どこか遠くの観光地にでも行ったような錯覚に。
金沢から帰って間も無くだったので、
兼六園にも似たような風景に感じたり、
都会にいることも忘れてしまうほどの風景でした。
季節柄、
紫陽花も綺麗に咲いていました。
どうしても青い紫陽花に目が止まりました。
暑い一日でしたがとっても楽しい一日でした。
旧古河庭園も六義園も家から1時間以内で行かれます。
「紅葉に時期にも行ってみたいね。」
などと仲間との会話も弾みました。
お付き合い、ありがとうございました。