鹿沼散歩

栃木には、小さくて素敵なカフェがたくさんありますね。黒磯や那須のカフェショーゾーは有名ですし、益子にあるオーガニックなカフェたちも素敵ですよ。
今日は、以前から気になっていた鹿沼のレストランアンリロに行きました。HPを見つけて、こんな素敵な空間で美味しいお野菜をいただいたら気持ちいいだろうなぁ、と思い続けていたんです。HPのgalleryをポチッとしてくださいね！きっと行きたくなりますよ。

さてさて、茨城（の西の方）からクルマで1時間弱。鹿沼市役所を目指しました。
未だ地図が頼りの私のクルマ、途中行きつ戻りつしながらもなんとか市役所に到着。職員駐車場に無断駐車して（ごめんなさい。）お店まで歩きました。

　

昔ながらの小さな住宅や畑を通って細い細い道を進みます。「ここでいいの？」と疑ってしまうくらい本当に普通の路地なんですよ。
いくつかの小さな看板を頼りに進んでいくと、突然小さくて可愛いお店がありました。



お店の中は、今は無くなってしまったおばあちゃんちにいるように古くて懐かしくてとても居心地のいい空間でした。テーブルはほぼ満席でしたよ。



こちらもおばあちゃんちで使っていたようなコップ。お水はセルフでいただきます。



ランチメニューの中からパスタ＋サラダを選びました。
白いお皿にどっさりとちぎりレタスが入ったサラダです。もりもりと食べていくと、中から根菜が出てきました。レンコン、ジャガイモ、ゴボウ、カブ。どれも野菜の味がしっかりとしていて、美味しい！茹でただけのゴボウがこんなに美味しいとは知りませんでしたよ。
＊サラダの画像をポチッとしてくださいね＊



パスタは、タケノコとキノコの塩味のパスタ。ほくほくのタケノコを美味しくいただきました。



デザートはレモンのケーキ。素朴でほんのりとした甘みが美味しかったですよ。

店内はとてもとても居心地がよくて、うとうとと居眠りしてしまいたくなってしまいました。お店の片隅に並んだ雑貨を物色したり、小さなお庭に植えられたお花にゴアイサツしてお店を後にしました。




せっかく鹿沼まで来たんだから少しお散歩しようと、てくてくと市役所近辺を歩きました。
お天気は申し分なく、絶好のお散歩日和です。

ふらふらと街を歩くと、「屋台のまち中央公園」という看板が見えます。「鹿沼って屋台の町なの？」と不思議に思いながら進むと、観光物産館がありました。
屋台の正体は、「彫刻屋台」でした。お祭のときに引く山車のようなものですね。コレ。
観光協会の方のお話では、鹿沼には38台の屋台がありお祭は屋台にお囃子が乗り込んでたいそう盛り上がるそうです。

観光物産館のお隣には、明治末期から大正初期にかけて造営されたという掬翠園があり、豊かな緑が広がっていました。
今日は「みどりの日」ですからね。ちょっと森林浴です。



　
　

市役所の隣には今宮神社があり、こちらも緑が溢れていました。



「みどり」の名前の由来は「芽出る」だという説があるそうです。なるほど、と納得の一日でした。