Daily Bubble

映画や歌舞伎、音楽などのアブクを残すアクアの日記。のんびりモードで更新中。

香港旅行-ふらふらお散歩編

2006-03-15 23:51:27 | trip
とてもとても今さらだけど、香港旅行の記事を書き忘れていた(というか、書く機会を逃したというか、書く時間がなかったというか)ので、ざっくりとUPしておきます。
前回の香港旅行記については、カテゴリー[trip]をクリックしてくださいね。

さてさて、香港最終日。
香港島の上環にあるホテルを出てふらふらとお散歩がてら文武廟(マンモウミュウ)を目指しました。
この日の私たちの目的のひとつは「かざぐるま」を入手すること!ガイドさんに教えてもらった「運命を変えたかったらかざぐるまを部屋に飾るのが香港の常識」という風水に従って、風水グッズの問屋さん街を彷徨いました。
オープン前の小さなお店で無事かざぐるまを購入して(二人で8個買いましたよ!もちろん帰りは手荷物で持ち帰りました。ピンクがベースのぴかぴか光る可愛いかざぐるま♪)、文武廟へ。


文武廟とは、関帝を祀る文武両道を祈願する中国寺院。観光客よりも地元の熱心な参拝客が多いようでした。
写真のとおり、天井にはたくさんの渦巻き式お線香が下げられ、廟の中は煙が立ちこめ目や鼻が痛くなります。しかも、お線香の燃えさしが落ちてくるので要注意。できるだけ端を通って中へ進むと、祭壇の前には熱心な地元の参拝客が正座してお祈りしていました。

文武廟を後にしててくてく歩いて行くと、香港島にいろんな顔を見つけられます。

 

高層ビルと高層ビルの間には市が開かれ、野菜や日用雑貨などを求める人たちで賑わっていました。
また、香港島はとても坂道が多い。生活するのは大変じゃないかと思うけど、旅行者にとってはうってつけの土地。およそ暮らしにくいと思われる街で上手に住んでいる香港の人たちのバイタリティって凄いな、と分かった風を気取ってみる。

ふらふらとお散歩しながらやってきたのは中環にある「チャイナ・ティー・クラブ」。一階が「上海灘」というブティック。二階から上にはアウトレットショップがたくさん入った雑居ビルの一角で、ちょっと分かりにくいかも。
色硝子が嵌め込まれた扉の向こうには、香港にいることを忘れてしまいそうな天井の高いコロニアル風のインテリア。お客さんは西欧人ばかりでした。


こちらではランチセット(スープorサラダ、メイン、デザート、ドリンク)をいただきました。
お野菜のスープとお魚のグリルがとても美味しかった。マンゴーのアイスクリームもコクがあって満足満足。

お腹がいっぱいになり、アウトレットショッピングで物欲も満たされた後は、九龍島へ渡ってリラックスタイム。全身&足ツボマッサージで旅行の疲れを癒したのでした。

マッサージで生まれ変わった後は、またまたショッピングタイム。だって、バーゲンなんですもの…。そして、私は女の子なんですもの…(なんてオコガマシイんだろう、ワタシ)。
まぁ、ショッピングのお話は置いといて、魅惑のペニンシュラホテル(のトイレ)について書きたいと思います(これこそがいちばん書き留めておきたかったこと!)。



ペニンシュラアーケードをふらふらしてふとトイレに行きたくなった私たち。折角だから、ペニンシュラホテルのトイレを利用しよう!とずうずうしくもホテルエリアに入り込み、トイレに案内してもらいました。
ちょっと言い訳をすると、本当はザ・ロビーでお茶したかったんですよ。もちろん、お茶するくらいの持ち合わせもあったし。でも、あんまり大荷物だったしその荷物もビニール袋やら紙袋やらあまりにもザ・ロビーにはそぐわないものだったので、自粛したんです。そのため、次はペニンシュラにお茶しに来ようね、と固く誓いました。
さて、トイレのドアを開けると「グッドアフタヌーン,マダム」と小柄で清潔な中年の女性が迎え入れてくれました。
!!!!!これは。一生出会うことは無いと思っていた「おトイレおばさん」だ!!!!!
もう、勝手に舞い上がってしまいました。
おトイレおばさんは、にこやかな笑顔で私を個室に導き、ドアを開けてくれました。
「わぁぁ、さすがペニンシュラ!おトイレおばさんだ、おトイレおばさんだ」と個室の中でも舞い上がる私。
「でも、ちょっと待って。小銭あったかしら?」とふと冷静になり思わずお財布チェックしてしまいましたよ。うーん、小心者。
無事に小銭を確認して個室を出ると、おばさんは洗面台に案内してくれて、ノズルをひねりタオルを用意してくれました。大判の白いタオルに「さすがペニンシュラ~」とまた感激。
「サンキュー」と何気ない風を装いつつも、「いつチップを渡そう」とどきどき。
鏡の前でお化粧直しをしつつ、小銭を用意。ドアを開けてくれたおばさんにチップをそっと渡しました。

トイレから出た私たち、「スゴイねスゴイね、ペニンシュラのホテルはスゴイね~」とひとしきり感動し合ったのでした。
次は、絶対にアフタヌーンティーしに来ますね、ペニンシュラさん。…お泊りとは言えないところがまた、ねぇ…。

ペニンシュラホテルに別れを告げ、ぐっとカジュアルなホリデイ・イン・ゴールデンマイルでお茶。ちなみに、ホリデイ・インのトイレは気軽に利用できますよ~。ホリデイさん、ごめんなさい。

チョンキン・マンションの怪しさを味わいたかったけれど、あんまり怪しそうなので1階だけで退散…。意気地無しな私たち。

なんとなくをもてあまして、ホリデイ・インの裏手にあるシグナル・ヒル・ガーデンへ向かいました。ここは、猫好きにはたまらない場所です。
 
急な坂を登る間、数え切れない程たくさんの猫たちが出迎えてくれました。香港の街中ではほとんど猫の姿を見なかったんですが、こんなところにいたなんて!
そして丘の上から見るヴィクトリア・ハーバーの美しさ。
かなり長い時間、丘の上のベンチでぼーっと海を眺めていました。

さてさて、長いことかかった香港旅行記もそろそろお終いです。
この後、香港島へ戻って中華料理を楽しみましたが、私の貧弱な胃袋はもうたくさんの美味しいお料理は入る隙間がなかったようです。

最後の最後に、湾仔からホテルのある上環までトラムに乗りました。ネオンが輝く大きな看板すれすれに走り抜ける2階席はとても刺激的。子どものようにわくわくして窓からの風景を楽しみました。
これにて香港旅行記終了。最後の写真は、かなりピンぼけ…。

   


最新の画像もっと見る

コメントを投稿