矢野顕子ライブ ｗｉｔｈ くるり

風邪を引いた
昨日から熱が引かないため、今日はいちにちお布団の中でした。

BS-2で矢野顕子のライブがあることを思い出し、いそいそと起き出す。
矢野顕子は、あまり知らない。
彼女の甘い吸い込まれるような声が苦手で、聴いてなかった。

１曲目は矢野さんのピアノソロで「Ｄａｖｉｄ」。
なんていうか、吸い込まれてしまったよ。矢野さんの世界に。
思い出してしまったよ。私を通り抜けていった数人のDavid達を。
これからDavidになるかもしれないあの人を。

「まっ赤なビー玉」でくるり登場！

続いて「　雲　」。
絶望感と焦燥感を歌ったら、彼ら以上のバンドはないだろうと勝手に思っているくるり。
矢野顕子とのコラボレーションは大成功ね。より説得力が増す。
絶望の真っただ中でそれを楽しむ余裕さえも感じさせる。
いいなぁ。

「Ｔｏｏ　Ｇｏｏｄ　Ｔｏ　Ｂｅ　Ｔｒｕｅ」でレイ・ハラカミさん登場。
とても地球的な感じがした。
電気なのに、自然なのがとても凄い。

「Ｈｏｕｓｅ　ｏｆ　Ｄｅｓｉｒｅ」で再びくるり。

このライブ中最高だと思った「Ｎ．Ｙ．Ｃ．」。
凄いぞ、矢野顕子。
♪うんこをふんでも歩いていく～♪って、かなりびっくりして、やられた～
こんな声を出す人なんだって、思わなかった。
くるりも、凄いぞ。
佐藤くんのベース、達身さんと岸田くんのギター、台さんのドラムとそれぞれの音が一体となって心地よいグルーブを作る。それらが矢野さんの声と絡んで、至福至福

ふたたび、矢野さんソロに。
MIYAの「中央線」、くるりの「グッドモーニング」と、名曲が矢野さんの声で実感を増す。
不思議なことに、ちょっと苦手だった矢野顕子が急浮上している。
明日、熱が下がっていたらCD屋さんに走るかも

アンコールは「ＬＯＶＥ　ＬＩＦＥ」。