川べのお茶

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仕事のこと、暮らしのこと、時々ぼやき(?)

気密測定、結果。

2021-07-12 | 現場のこと
木工事も半ばの所沢市・T邸で、
先日気密測定を行いました。

この家は敷地の関係から、
中庭を挟み奥行きが16m近くある、中々のボリューム。
気密測定の結果は、ある意味現場作業の評定でもありますから、
何度経験しても「ドキドキ」なのですが・・・

さあ、結果は?

どん!


C値0.15㎠/㎡(恒例の、赤・太文字でいかせて頂きます。笑)

ついに、C値0.2を切りました!
 ※C値とは「建物の延床面積に対する隙間面積の割合」で、
 この数字が少ないほど気密性が高いことを意味します。
 ちなみに国の定めた次世代省エネルギー基準は 5.0㎠/㎡(ひとケタ違う)。
 高気密がうたい文句の某ハウスメーカーの平均実測値が 0.59㎠/㎡。


前回に続いての0.1台の数値に、社内でもどよめきが上がり、
設計サイドなどは「もう数値はあまり宣伝しないで」と言い出す始末です。
(書いちゃったけど)
技拓工房では、気密も含め性能評価は、
より良い住宅を造る為の要素の一つだと捉えています。
「数値ありき」ではなく、
いかに住み心地良く暮らしを楽しんでいただける家であるかが第一義と思っていますので、
そういった意味で数値のみが独り歩きは、避けたいところです。


それにしても、0.15(しつこく繰返す)。
スタッフも職方さんも、本当にすごい!
今回の現場は今までの記録?を出したところとはまた別のチーム(現場管理・大工)で、
そういった意味でも、会社としての平均した技術力を示すことが出来たと思います。
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