川べのお茶

旧ブログから引っ越ししました。
仕事のこと、暮らしのこと、時々ぼやき(?)

見学会のお礼、そしてお引渡し。

2022-04-30 | お知らせ
飯能市・H邸の完成見学会は多くの方にご参加いただき、
無事終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、関係の皆様、
そしてお引渡し前の大切な家の見学を快くお許しいただいた施主のH様に
改めてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!


1階は美容系の店舗のH邸は、
必然的に2階リビングの選択となりました。
三角形の敷地を最大限に生かし、
屋根の形を活かした大胆な吹抜ののLDKと、
必要十分な洗面~寝室のつながりの工夫は、
床面積以上に広やかな空間となったのではと思います。

そしてこの空間を快適に保つ理由の一つが気密の数値にも表れています。
H邸は何とC値0.1㎠/㎡、今までの技拓工房での最高数値になりました。
※C値とは「建物の延床面積に対する隙間面積の割合」で、
 この数字が少ないほど気密性が高いことを意味します。
 ちなみに国の定めた次世代省エネルギー基準は 5.0㎠/㎡(ひとケタ違う)。
 高気密がうたい文句の某ハウスメーカーの平均実測値が 0.59㎠/㎡。


↑は、ものすごーく単純に言うと、
1×1m=1㎡につき、空気がどれだけ漏れているかという事ですから、
それが0.1㎠て・・・・。
思わず息苦しくなりそうですが(笑)、
もちろん第一種換気で常に新鮮な空気を循環させていますし、
エネルギーコストも抑えられます。
空間を大胆に広げた設計でも、快適に過ごしていただけると思います。


天井の陰影が美しいです。


鋭角のコーナーが視線を伸ばします。


このところの見学会に何回かご参加頂いている方から、
興味深い感想をいただきました。
「技拓工房さんの家を見学すると、会ったことのないその家の施主さんが想像できますね」
若いセンスの良い方なんだろうな、とか、
木が好きで、そしてお客様の多いおもてなし上手の方なんだろうな、とか。
一軒一軒全く違う、お客様の個性を踏まえた設計を心がける我が社にとって、
ありがたい見方をしていただいたと思います。

今回のH邸も、「お施主様ならではの家」になったのではないでしょうか。
この家を存分に楽しみ、豊かにお暮らしいただければと願っています。

店舗兼住宅という事もあり、最後は非常にタイトな日程になりましたが、
見学会の後、無事お引渡しの運びとなりました。
今週はまさに怒涛の1週間で、いま本当にほっとしております。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする