第１０回ヨコハマ・ウクレレ・アカデミー発表会＜１＞

今日はいよいよ発表会です。
朝、テアトルフォンテ周辺は朝９時にはウクレレ仲間の方が多く見受けられました。
家にいてもなかなか落ち着かないですもんね。

朝１０時にロビーに集合して簡単な打ち合わせの後、合同演奏のリハーサルが３０分ありました。
その後はグループ別のリハーサルだったのですが、マイクのセットに時間がかかって、なかなか始められませんでした。
このグループ別のリハーサルは演奏者のためというよりは、PA側のためなのかもしれないなと思いました。
ピカケは今日は遅刻が二人いて、その二人が同じ伴奏パートだったために、♪WILL YOU DANCEの伴奏が手薄になってしまってアンサンブルになりませんでした。
一人残った伴奏が途中で真っ白になって弾けなくなっちゃって、急遽一人伴奏を増やしたほうがいいのかもと練習を始めてくれた人もいました。
どこか１つが時間が押すと、時間別に割り当てたリハーサル室の時間が狂ってしまいます。
建物の構造上、近道なのか、すでに私が練習中にもかかわらず、リハーサル室を通り抜ける人たちもいて、ちょっとそれは勘弁してほしいと思いました。
私はリハーサル室でのソロの練習がほとんどできないまま、ピカケのほうの創作室での練習時間になってしまいました。
しょうがないのかもしれませんが、この時間の割当にはもう少し配慮が欲しいです。

私は相当ピリピリしたまま、創作室のピカケの練習に行きました。
ところがピカケの練習がとても良くって、私はけっこうここで落ち着くことができました。
♪Sophisticated Hulaがすごく気持ちよく歌えたからなのです。
テンポも音量も良かったし。
途中でバンとドアが空き、遅刻してきたIさんが顔をだすと、思わず一同「良かったー」と声がでました。

その後、きよちゃんと一緒に袖へ回って、ソロのリハをしました。
短い時間で１曲弾く事すらできませんでしたが、感じはつかむことはできたと思います。
先生からは強弱をもっとつけるといいと言われました。
もう１時、あと１時間で本番がやってきちゃうなんてちょっと信じられませんでした。

食事をして着替えてから、どこか練習できる場所はないかと楽器と譜面を持ってうろうろ。
リハ室での練習、舞台でのリハーサルを含めて、今日はまだ１回も通して弾いていなかったからです。
やはりちゃんと与えられなったリハ室での時間が残念でなりませんでした。
１５分あれば、３回は弾けたんですからね。

２時近くになり、舞台袖に入りました。
熱気あふれる裏とは違い、しんと冷えています。
小２のK君がかわいかったですね。

開演時間になり、太田先生の挨拶が始まり、発表会がスタートしました。


司会進行は綱島美和子さん。


トップバッターは小２のKくん、曲はCブルース、「わん・つー・すりー・ふぉー」のかけ声がまたずっと耳に残っています。
ずーっとウクレレを続けてね、上手になってね。


ウクレレ歴半年でソロデビューのMさん、落ち着いていて、テンポもしっかりキープしていて、いい演奏でした。
ご本人も手応えを感じたんじゃないかな。


私の出番です。袖で先生にばしっとはたかれてでてきたのが良かったのか？緊張でガチガチというようなことはありませんでした。割とリラックスして臨めた気がします。
心配だったイントロはなんとか弾けましたが、本奏に入ってテンポが上げられなかったので長い♪秋桜の旅になってしまいました。普段はなんともなく通り過ぎて来た場所で指が何度ももつれて、これが本番というものなのかもしれません。
１弦から４弦まで全部使って弾く場所で、２コーラス目も同じ所でミスが出ました。
他はどうにかなっていただけに、自分としてはちょっと残念な結果になりました。
でもマラソンでいえば、初めてのフルマラソン完走とも言える訳で、最後までちゃんと弾けたのですから、８０点ぐらいはやろうと思います。

きよちゃんの立ち上がりを下手で見守って、安心して楽器をもったまま客席へ降りました。

きよちゃん、今日はゆっくり弾けていたよね！お互い、がんばったよね


音がきれいで、ベテランらしい落ち着いた演奏、さすがTさん。


Wさん、聞き惚れてましたので、気がつきませんでしたが、裸足で歌っていたんですね。

（この後小学生カメラマンMがいったん帰宅してしまいましたので、お写真ありません）

いったん楽屋へ戻り、今日聞きに来てくれているおばっちゃんに会いに客席まで行きました。
しばらく二人で聞いて、また楽屋へ戻りました。
想定はしていたのだけど、ソロが終わって、もう打ち上げへいってもいいくらい「終わっちゃったモード」に入っちゃいました。
でもそれではイケナイと楽屋で練習しているうちにやっとSさんが到着して、ピカケが揃って安心しました。
４時を過ぎ、客席から仲間が戻ってきて、ピカケ男子チームと一緒に最後の練習をしました。


フイオルオル


メレラニ


ウクレレアーヌエヌエ


ピカケの２００９年のステージが始まりました。
♪WILL YOU DANCEはテンポもまあまあで落ち着いてやれたと思います。
割と合っていたと思うしいい演奏ができました。
♪Sophisticated Hulaは個人的にちょっと弾ききれず、ピカケにすまない事をしました。
全体は声もでていて、良かったです。


アロハココナッツ

ピカケの出番が終わって、楽屋へ戻るともう廊下に整列して待っている人がたくさんいました。
自分たちの演奏が終わって、誰もがもう安心しきったようなテンションの高ーい雰囲気でした。

順番にステージに上がると、すでにステージ上で待っているお仲間たちが、客席のほうに手を振ったりして、コンタクトを取っているのが可笑しかったです。
MNMは私に気づいてもらおうとフラッシュをたいて、私もそれに気づいて、親子で手を振り合いました。
こういうノリはリハにはない、お客さんが入ってこそのものです。

演奏はちょっとバラバラだったけど、ヨコハマウクレレアカデミー全体の暖かい雰囲気は客席に伝わったのではないでしょうか？私の場所からはステージ袖で指揮をする黄色いアロハの荒川先生の姿が見えました。

（合同演奏の様子です、クリックすると大きい写真にリンクします。）














先生バンド！


最後のフィナーレの♪ハワイアロハです。先生のとなりでエラそうですね、私
ほんとはひな壇の上のほうに行こうと思ってたのに。
家族に何で横ばっかり向いてるのかと言われましたが、太田先生のファイルを横目で見ていたからです。