明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

contrast 吉田拓郎

2022-07-02 21:27:00 | 僕の音楽日記
拓郎さんのラストアルバムで
一番刺さった作品
「contrast」
対比…

人間は
いくつになっても
比べたがる
心に自分なりの
物差しをもって
測ったり
縮めたり
伸ばしたり
比べたり
どう、納得するかを
自分なりに答えを見つけて
いたりして…



「contrast」
この作品は
拓郎さんが
語りかけてくれるように歌う
いや、
語ってる
絞り出すように

「明日に向かって走れ」のような
内向きな心を解き放す瞬間のように
「contrast」も
確認と自己承認

道(人生)はまだ進む
そう言い聞かせるように
この歌は終わる…

走馬灯のように流れる人生を
全て承認し、納得し、、
自己完結していく
吉田拓郎という
アーティストとして…


「contrast」

作詞・作曲 吉田拓郎

私はダメな人なのかって
小さい頃に
身体が弱い自分の明日を
不安に思ってた

でもどうしたらいいのか
わからないまま 雲は流れて
時間は私を待ってくれない
運命を知った

色んな事が起きるような
予感はあったけど
立ち向かって突き進む 
勇気は無いんだし

なにもかも抱きしめながら
外へ踏み出して
知らない人に囲まれて
くじける夜が来る

やっぱり私はダメな
人だと考えながら
それはそれで自分らしく
生きればいいと

一本の道がありました
私は私だったんだから
一本の道が見えました
私はそこを進みます


時には間違っていることも
あったと思うけど
仲良くなれない人の
流れに別れを告げた

今 自分があやまち犯した日々を
悔やんではいない
それが本当の私だから
笑顔をなれる

一人ぼっちの夜は街で心を解き放ち
そこに今いる自分だけが
パッピーならばいい

遠い日の息苦しさも 今は夢の中
本当の物語は 一瞬の光

ある時気づかれないままに
消えて行くのなら
それはそれで私という密かな真実


一本の道を生きました
心のままに許すままに
一本の道がありました
誰も知らない
小さな…



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