吉田拓郎さんの名曲
「流星」
この曲をよくcoverした
勇気ある
アーティスト
真心ブラザーズさん
そして
手嶋葵さん
特にこの歌は難しいし本人の歌となってて
coverでは
本家を、超えたりできない
言い方は悪いが
別の切り口や
とことん寄せていかなきゃ
この歌の価値には届かないとさえ、思っていたし、
プロのアーティストが安易にcoverしても
自己満足で終わるし
言い方が悪いが
素人と変わらない
とさえ思えた。
しかし、
真心ブラザーズさんの
「流星」coverは
見事だと思った。
まずオケ 、演奏アレンジは
原曲に忠実で
その上に同じ土俵のうえで
真心ブラザーズさんの
あの歌声で歌い上げた
「流星」は
サビの部分
声を張り上げて歌う
熱唱系の歌で
見事に歌い上げてる真心ブラザーズさん。
拓郎ファンであっても
納得のcoverだと思う。
そこにはやはりリスペクトが前提で
憧れが沢山詰まってる。
この歌は真心ブラザーズさんのアルバムにも入っているし
2008年に
トリビュートアルバム結婚しようよ
に収められてる。
そこでこの歌を知るわけだが
拓郎愛に溢れてる。
ここまで歌い切っていれば
本家「流星」の足元に近寄れてる感じがする。
そして
もう一曲
手嶋葵さん
リコーのCMで
流れたこのcover曲は
全く別物の「流星」に化けた。
見事なくらい。
こんな歌い方があったんだ。
女性が優しく
呟くように歌う
「流星」
映像が浮かぶ
夜明け前
1人で
空を眺めながら
流れ星をみて
……
そんな
女の子の歌う
「流星」
手嶋葵さんが
新たな「流星」の魅力を見せてくれた。
そしてよくぞ
coverしてくれた。
と
……
この歌が1979年にリリースされ
2011年に手嶋葵さんが歌われた。32年
後に歌われた
この歌は
紛れもなく別物だけど
本家の匂い
香りは失ってなかった。
言葉の強み
サビの良さ
普遍的な価値と意味を持つ
名曲「流星」
泣ける歌である。