反戦フォーク
という括りでいわれれば
ボブ・ディランとならび
初期の頃
取り上げられてた
ドノバン
ユニバーサル・ソルジャーという
深い作品にも
その
メッセージ性を含み
ベトナム戦争まっただ中にあった
あの時代に歌で
政治を動かす
そんな大きな力を持った
ひとつのムーブメントはあった
今振り返り
聴くと
現実としての差し迫った
感覚としての
恐怖や不安はないまでも
あの時代先の見えない
不安と平和への渇望は
人々の願いでもあった
戦うことは
必ずしも称賛されること
ではなく
戦わない選択
人を殺さない
争わない
当たり前の事が
なされてない
矛盾
平和への
遠回りが
行われていた戦争。
戦う事が正義だと
勘違いして突き進んだ
争い事は
いつの時代も
余計な回り道であった
平和を手に入れるための
犠牲など
あってはならない
善も悪も
つくってはならない
戦うことの愚かさに
気づきながらも
今日まで来てしまった。
少し
時代的にも
かけ離れた過去の産物的な
ピンとこない感じもするけど
たしかに
何か大きなものに訴える
そのために
歌は必要とされていた