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恋のハッピーデート 石野真子

2021-07-06 20:14:00 | 僕の音楽日記


初めのデートというのは
何をもって
デートと位置付けるか?

グループ交際で異性と出かけるのが
デートという枠に入れば
それが最初なのか?
いやいや
やっぱり一対一のサシで
タイマンで時間を共有することが
デートなのか?

僕の中で曖昧で
あれがはじめてのデートなのか?と
思い出を手繰り寄せて
甘酸っぱい想いを
再現してみては…

もともと
女子を好きになるのは
早くても…

告白やら
行動に移すのが遅く
奥手だったし、そもそも
中学の頃も
まだガキだったように思うし
異性を意識するほど
マセてなかった。

まだまだ仲間とワイワイ騒いで
女子に注目されて
喜んでるくらいが楽しかったのが
中学時代。

それでも高校に入って
急に世間が広くなり
思春期真っ只中って感じになった。
女性が多い高校だったから
とにかく
どうしたってモテるだろうと
思いつつ、自分好みの女子に
巡り会えるのを
期待していた
高校一年の春。
明らかに中学生とは違う
少し背伸びをした
男子になっていった。


高校ともなると
クラスの女子もあちらこちらから
登校してくるし、色んなタイプの子がたくさんいる
そしてなにより
高校はフランクだ
「〇〇くぅ〜ん 飴なめるぅ?」
「〇〇くん ガム食べる?」

中学の頃とはえらい違いだ…

「うん、食べる、食べる」
「お、サンキュー!」
なぁーんて感じで
意識なしで男女がフランクに
やりとりできていた。
そして
彼女、彼氏になれば
弁当を作ってきてもらえる
ようになるという
特典付きなのだ。

まだデートもしたことのない
奥手の僕は
とりあえずグループ交際にこぎつけた。

手を握りたい だとか
キスしたい  だとか
そんな感情はまだなくて
女子と一緒にいたいという
感情だけ

そもそも
デートは
男女が並んで歩くものだと
思ってた

テレビの影響なのか
デートという概念
デートというものの
詳細を詳しくしらない僕は
異性と一緒に歩いて
色んな話をすることを第一目標に
動いた。

同じクラスの男子と
同じクラスの女子の二人と
二対二のグループ交際が
最初のデートだった。


その後二年間思い続けた
年上の彼女と付き合うように
こぎつけてから
はじめてのデートは
僕の家に呼んだ事
多分僕はまだキスもしたことも
なかったから
その彼女と早く
ファーストキスをしたかったんだと
思う
焦っていたその時の僕
若者よ焦るなかれ
そう今なら当時の僕に
声をかけてあげたい。
その後のデートプランも
映画や公園遊園地など行くこともなく振られてしまった
ことで
恋のハッピーデートは
お預けとなったのだ。


彼女と付き合っていた当時
石野真子ちゃんの大ファンだった
僕。
そしてこの歌もヒットしていて
恋を盛り上げてくれる
BGMに
応援歌に
なっていた。

「真子ちゃんかわいいよね」
そういって同調してくれた
彼女の言葉が
今も忘れられない。

はじめてのデートは
どこへ
はじめてのデートは
誰と
はじめてのデートは
どんなふうに

そう考えに考えて
あの時の僕は
自分の部屋に
彼女を招待したのだと思う

好きな音楽を一緒に
聞くことが
最初のデートプランになってたんだろうと思う。

いやらしさが
滲み出てたかなぁ

いやいや
純粋に僕の部屋で
音楽を聴くことが
何よりものぞみだったのだから
それが
僕の恋の
ハッピーデートだった。