明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

二人だけのデート ベイシティローラーズ

2018-04-27 20:31:08 | 僕の音楽日記
中学生に上がると
世界が変わる。

それまで興味のないものに
興味を示し
執着していたものにも
あまり見向きしなく
なったり、
だんだん大人への
考え方になっていこう
とし始める時期なんだろうね。


この頃歌謡曲とかは
フォーク系も含めて
何故かしら
ハツラツとした
ハッピーな感じの曲がなかった様に思う。

そこで僕の耳に入ってきた洋楽がこれだ!
ビートルズより
ベイシティローラーズ。

クラスのM田くんと音楽論争をしたくらい
どっちが上だ!
なんて馬鹿げた論争をしたものだ。

今思えば
ビートルズの方が圧倒的に上をいってるのに、
当時はムキになって
ベイシティローラーズに肩入れしていた。
むしろ
勢いのある出たてのベイシティローラーズにビートルズより売れてほしい
と思っていたのかもしれない。

コーラスとメロディラインの素敵な
イギリスエジンバラのグループは
アイドル仕上げになって
音楽性については
ビートルズまでには
ならなかった。

期待を込めて
期待して

ニューウェーブを心待ちにして、
それでも
のちには
一過性の熱病のようだった。
ベイシティローラーズ。


タータンチェックのマフラーや
タータンチェックのスカート
女子が身につけるのも
羨ましくおもいながら…

あのタータンチェック旋風も
過ぎてしまえば
なんのことはない
ただのイロモノだったのか?

洋楽のアイドルに
熱をあげた。
中1の春

学園天国 フィンガー5

2018-04-27 18:30:31 | 僕の音楽日記
「何言ってんのか
わかんなぁい」

ヒソヒソ話と
明らかに ダメ出しの空気が
クラス中に充満し始めた。

あの頃の僕は
目立ちたがり屋なのだけど
大勢の前で
自分の意見を発表したり、
クラスの前で手を上げて
立ち上がって
自分の意見を言い始めるのは
いいのだが…

考えがまとまってない分
取り止めのない
頭に浮かんだ言葉を
ただ 言ってただけ
だけに…

いわゆる
起承転結
とか
5w1Hを
意識した
まとめた考えもなく
むやみに発言していた
だけであった。

だから
クラスのみんなから
ブーイングならぬ
ざわつかせたり
何言ってんのか
わかんない

言わせる始末

言われた僕も僕で
顔が赤くなり
恥ずかしさと
悔しさで
負け犬の様に

先生から
席に着く様に促される。


トドメに
(もう少し考えをまとめてから話す様に)と
釘を刺される。

普通なら
めげて
もう、
手を上げて発言やら
発表したりする事を
拒み始めるのだろうけど、
何故だか
その時の僕は
負けん気が先に出て

(見てろ〜!今にちゃんと良い発表やみんながわかるような
発言をしてやる!)

逆に火がついた形になった。

不思議なもので、
めげてなかった。


克服したかったのかもしれない。


負けたくなかったのだろう。


でも救いは
小学生5年 6年とクラス替えなく
同じメンバーだったって言う事もあった。

クラスのみんなとは兄弟みたいな
親密な関係にもなっていた。
本当に、嫌いな奴とかいなかった。
喧嘩もしないし
女子とも仲よかった。

そんなアットホームな雰囲気のクラスだったから
僕も余計な気張りとかがなく
むしろみんなに僕の克服した成長を見てもらいたかった
のかも
しれなかったあの頃。


放課後はソフトボールやドッチボール
雨の日は室内で漫画を見せっこしたり
女子とも分け隔てなく会話できたり
へんな男女間のいがみ合いもなかった。
みんな仲良しだったから

「何言ってんのかわからない〜」って
言われても
腹も立たなかった。
むしろ自分に腹が立っていた。
悔しかった。

学園天国
とはよく言ったもんで
あの頃のクラスの空気感は天国だった。
あの雰囲気が僕に成長を与えてくれた。

何度も何度も
めげずに
手を上げて
発言し、
自分の意見をまとめれる様になってくると、
半年以上かかったのか

先生から
褒められた。

(前は本当に何を言ってるのか?何が言いたいのか?わからなかったけれど
やっと自分の意見をまとめれる様になって発言も発表もわかりやすくなった。みんなも真剣に耳を傾けるようになったね)と

嬉しかった。


自己顕示欲が強かった僕だから
尚更
認められた事に
喜びが多かった。

ちょうど
フィンガー5の
学園天国
がヒットしていたあの頃

クラスに妙子ちゃんによく似た女子もいて
その子にいいとこ見せたかった
のも
あったのかも…

だんだん男子は
女子を意識し、
女子は男子を
意識する年頃。

席替えが楽しみだったし、
誰と隣り合わせになっても
嫌じゃなかったあの頃。


♪勉強する気もしない気も
この時にかかっているんだよ
もし駄目ならこの僕は
グレてしまうよぉ〜〜

グレずに
頑張った
あの頃の僕。