あんずぃスコープ

愛犬あんずと覗く日々の出来事

抱っこ抱っこ抱っこ(ドクタードッグ)

2009-08-27 23:57:58 | ボランティア

今日はPFLJ のドクタードッグ活動。
初めての依頼の施設ということで粗相がないようにと緊張(してもしょうがないが)
六甲にあるそこはカネディアン・ヒルという名前通り素晴らしく見晴らしのよい場所に建っていた。
道中、3人3頭の乗ってる車が『ひぃ~!』と言いそうなくらい急な坂を登っていく。
稲垣足穂のジオラマの世界に入ったようで楽しかった(スタッフさんごめんなさい)

今回は人数の多さに度肝を抜かれた(いちいち大げさですみません)
だけど、みな犬に会えるのをとても楽しみに待っておられたとのこと。
たくさんの人の中での活動だが、意外とあんずにはこれまでと変わりなかったかも。
だってトリーツへの食いつき抜群だったから。
コマンドの通り動いてくれないと感じたのは私の緊張のせいだろう。
デモ犬ハル君、DD先輩のマイルス君の動きがとっても勉強になった。
またまた目標が高くなったか~(汗)

もう最初から最後までず~っと抱っこしたまま一人一人挨拶してまわった感じ。
でも、あんずのことを抱っこしたいという方も多く、それだけで充分間がもった。

お一人だけ病室のベッドで待っておられるという方も。
寝たきりであまり言葉を話されないようだったけど、顔はとっても喜んでおられた。
最後にはハッキリ「あ~ん~ず~~」と呼んでくれた。
ほんの少しの時間だったけど、確かにあんずと繋がっていたのが嬉しかった。

 順番に周りますよ~

 『ウチも犬飼ってたんや~』

あんずバランス取るのが上手になってきたね~


 ず~っと抱っこしていたいって感じ

 ギュ~ッとされてますギュ~ッと

 本物のワンコ連れてきましたよ~

この方はずっと犬のぬいぐるみを持ってらっしゃるワンコ好き


 施設のスタッフさん方と記念写真

左からDD先輩のマイルス君(ボーダーコリー)、デモ犬のハル君(ジャックラッセル)、あんず
お疲れ様でした♪

皆さんお世話になりました。
次回はもっと芸に磨きをかけておきたいと思います。


PFLJではドクタードッグボランティア募集中で~す(現在は特に神戸方面だそうで~す)
  詳細についてはホームページの「ドクタードッグプログラム」をご覧ください。
 


実践失敗したからメモ

2009-08-27 08:44:14 | お稽古

 とにかく落ち着くのが先よ


教室では怖い犬と出会ってしまったとき、どうするべきかなんてのも教わっている。
状況によって対処の仕方は変わるんだけど。


まずはとにもかくにも愛犬の管理だ。
すばやくリードを短く持つ。
それから飼い主が相手と愛犬の間に入る位置を取りながらコースを変える。
ヒール(左)に愛犬がいるとすれば自分の左足を愛犬の前に入れるようにして(愛犬を隠す感じ)一緒に方向転換をしていく。
愛犬が指示通り動くようやさしく声をかけながら(応戦しないようにする)

その動きはゆっくりがいい。
ゆっくりな動きは相手に『落ち着いて』というカーミングシグナルを送ることになるから。
相手がノーリード状態で走ってきたら。
やはり間に入って相手の正面にならないように愛犬を隠す(出来れば愛犬には伏せをさせる)
相手に正面を向かず、身体を横向き、後ろ向きにすることはやはり『落ち着いて』というシグナル。
(喧嘩しそうな犬の間を第三者がス~ッと割って入るのは犬界での喧嘩仲裁になる)

て、感じでは覚えてたんだけど。


先日、四つ角で仁王立ちで私達にロックオンしてる小型犬がいた。
短い尻尾をピリピリさせながら直立させてた。
私達は立ち止まり、相手が去るのを待ってからまた歩き始めた。

「ぎゃ~~~~!待って~」の声。
見るとすんごい形相でさっきの犬がこちらに向って走ってきてる。
(飼い主の手からリードが外れたのだ)

リードはあん父が持っていた。
すでにあんずはリードいっぱい引っ張って固まっている。
「早く抱っこして!」と言ったのに、あん父は走ってくる子を正面から身構えていた。
(車の通る道だったからまず捕まえてあげなければと思ったようだ)
こりゃいかん!と思って私があんずを抱っこ。
寸前で飼い主がリードを踏んでストップさせ、ぺこぺこと謝っていた。
私は後であん父にガミガミ。


いつどんな状態でこういう場面が起こるやら。
自分がリードを持っていても咄嗟に教わったとおりには出来なかっただろう。
私もかなりアタフタとした動きをしていたから。
けど、あん父の状態を見ていてそれが最悪の対処だということはわかった(笑)
相手の犬をどうにかできるなんて考えない方がいいのだ。
まずは愛犬の管理!
もしもあんずのリードまで手から離れてしまったら、エンドレス逃走するだろうからこっちの方が怖い。


気に入ったもんばっかり練習せんとちゃんと大事なことをやっておけ!と言われたような出来事であった。