トシ取って激しい曲ができなくてアコースティック調にアレンジ

歌手のみなさんって、大変ですよね。
いくら自分の持ち歌とはいえ、
毎日コンサートとか営業とかで歌ってたら、
そりゃ飽きるでしょう。
そのせいかどうかは知りませんが、
ベテランの演歌歌手になると
微妙に歌唱法を変えたりしてますね。
無意味に関係ないところを伸ばして歌ったり。

あとはマンネリ化してきたポップス歌手が、
自分のオリジナル曲を
ジャズ調にアレンジしてみたりとかね。
いろいろ耳にしてきたけど、
結局どれもオリジナルを超えてないのが
聴いてて実に痛いところ。

ロック歌手なんかはもっと大変ですよ。
トシを食うと高音は出ないし、
息切れはするし、
派手なパフォーマンスもできなくなるし。
ステージ上で死んだら、
それこそ伝説になるんでしょうけどね。

ラッパーなんか、将来どうするんだろう？
どう考えても、若いころと同じようには
テンポよくライミングできないですよね。
ぎゅうぎゅうに詰め込んだリリックだって、
きっとボケてしまって忘れちゃうだろうし。
モタモタした老人ラッパーは情けないよなあ…。

バンダナ巻いた俺のオツム！
シリに巻きつけろ紙オムツ！
都市に住むならマイホーム！
トシを取ったら老人ホーム！
ＹＯ！　ＹＯ！　ＹＯ！
生きていくって楽じゃねえ！
ＹＯ！　ＹＯ！　ＹＯ！
死んだところで始まんねえ！