今はすっかり田園風景が秋色に染まり
流れる風の冷たさも増してます。
ひに々心寂しい気分になってきているのを感じます…
長く白い穂の野草?が風に揺れてます…
朝露がヒメジョオンのからだを濡らしてます…
緑の菜っ葉にのったバッタが睨んで見えました…
冬に入り込んだ様な
寒い毎日を
過ごしています。
【クースケ】 の散歩も
つい苦痛になり
夕方の散歩は時計と
にらめっこしている間に
あたりは
暗くなってしまいます。
結局夕方の散歩は
懐中電灯持参に…
でも以外と
こんなスタイルの人が
この辺では
多く見受けられます。
暗くなった夕方は
横に上下に揺れながら
薄暗い灯りが
近くから遠くから
前方から後方からと
遭遇する事があります…
この 【真田邸】 は江戸時代に新御殿と呼ばれ
始めは藩主9代真田幸教の義母・貞松院のために
建てられたそうですが その後になり
藩主を退いた幸教が隠居所として使われていたそうです…
立派な【冠木門】で迎えられます…
表玄関…
書院造の一室…
御部屋から見える池のある庭…
小さな箱庭に1本だけ植えられている松の木…
厠…
御居間…
柱には凝った細工の釘隠しが飾られています…
庭の一角ですが紅葉時期で癒されムードいっぱいでした…
【真田邸】 は
松代城の南に位置しています。
真田家といえば
遠い昔 元和8年(1622)には
真田信之が上田から
この松代の藩主として移り
その後 松代藩は真田氏により
10代 約250年の間
信濃の雄藩として
長く治められていたそうです
今日は雨の休日ですが
先日の松代散策の1日は
とても上天気
行程時間もゆったりでき
ホテルのバイキングランチや
ご当地の美味しいお店巡りも楽しめて
とても有意義な時間でした。
ラッキーな1日に
心から感謝です…
今日も松代散策の続きですが
ここは 【文武学校】
幕末期から近代的学校建築へと続く建物です…
ここの左手は番所で右が表門になっています…
文学所・剣術所等の前庭…
大きな間口の文学所の入り口…
今はかりんの木が立つ教室2棟の内の西序…
はるか向こうに見えるのが裏門です…
【文武学校】 は藩士の子弟たちの
学問・武芸のための学校です。
ここの建設にあたり信州松代藩士の
幕末の兵学者・思想家の
【佐久間象山】 も
関わっていたようです。
ちなみに下の神社は【象山神社】 です…
鳥居からまん前に見えるのが神社です…
落ち着いた雰囲気です…
桜賦 (さくらのふ) と 碑…
紅葉真っ只の中 脇の木は【もみじ】です…
【佐久間象山】 は
西洋の学問・歴史にも
深く関心を持ち
地元では日本初の
電信実験を成功させたり
ガラス製造や地震予知器の
開発もしたそうです。
彼の門弟には
吉田松陰をはじめ
勝海舟・坂本龍馬など
後の日本を担う人物も多数おり
【佐久間象山】 は
幕末の動乱期には
多大な影響を与えた
人物だったそうです…