化石の日記Ver.2

ミーハーのたわごと。
普通の話はVER2.5へ↓
http://anmonite.blog.shinobi.jp/

音楽好きもいろいろ。

2012-11-09 00:37:08 | 音楽の話
そういうわけで、

“ぼくの歌・みんなの歌” 森達也(講談社)を読み終え、

“ドントパスミーバイ” 根本敬 湯浅学 東京キララ社

を読んでいます。


それで、著者プロフィールを軽くみてみたら


森達也氏:1956年生まれ

湯浅学氏:1957年生まれ

根本敬氏:1958年生まれ

ほぼ同世代!!!

びっくりだーーーー


三人とも、音楽大好きなのは共通しているのだけど、

そのスタンスは、

森氏と、湯浅&根本氏で全然違うから。


どちらの著作も、音楽(日本・外国のポップス)を紹介しているのですが、


森氏の“ぼくの歌・みんなの歌”は

そのときの時代背景や、著者の個人的な体験、思い出をからめていて

かな~り私小説的な内容。


湯浅&根本氏の“ドントパスミーバイ”は

ラジオ番組というのもあるのですが、

ただ、ひたすら嬉しそうに名(迷?)盤を

次々と流していくという…

(9月17日の日記↓にUPした“ファンキートマト”と同じノリ)

http://blog.goo.ne.jp/anmonite_yipun/e/23faad89080c4bd294f2926bb249063f


ナイーブな社会派文学青年が音楽を語っている

という印象な森氏に対し。


湯浅&根本氏の音楽の語り方は、

例えば昆虫好きな少年が

自分が採取した標本の数々を、嬉々として見せてるみたいな…


…要するに、オタクだ。。。


ほとんど年齢の違わない三氏なのに、

どうしてここまで音楽に対するアプローチが違うのだろう…



個人的な感触としては、最近は時代と歌をマッチングさせることが

段々難しくなってきているので、

湯浅&根本氏の方が、イマっぽい気がします。。


彼らが音楽的に物心がつきはじめた、

60年代後半~70年代前半あたりに

何か、大きな時代の転換があったのかも。


それとも単にパーソナリティの問題なのか。

ナゾだ。。。


というわけで、昨日にひき続き、

“ドントパスミーバイ”で紹介されてた曲。



Jiraphand Ong-Ard - Thai Boxing

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。