健康診断 : クレアチン & eGFR を、調査!
** クレアチニン・eGFR|腎臓・尿路系の検査| **********************
腎機能を反映する、血中のクレアチニンとeGFR
クレアチニン = 筋肉が使われたときにできる代謝産物で、腎臓の機能が低下すると血液中に増える。採取した血液中にどの程度クレアチニンが含まれるかを調べるとともに、その値をもとに 腎機能を評価する指標 である eGFR(糸球体ろ過量)を求める。
** 腎臓の働きをしらべる eGFRの測定 ************************
eGFR = 推算糸球体濾過量(すいさん・しきゅうたいろかりょう)
腎臓にどれくらい老廃物を尿へ排泄する能力があるかを示しており、この値が低いほど腎臓の働きが悪い。
eGFRは血清クレアチニン値と年齢と性別から計算でる。
血清クレアチニン値
血液中にある老廃物の一種です。本来であれば尿へ排出されますが、腎臓の働きが悪くなると、尿中に排出されずに血液中に溜まっていきます。そのため血清クレアチニン値が高いということは腎臓の濾過や排泄がうまくいっていないと判断できます。
*** 血液検査のクレアチニン(Cr・Cre)が高い原因は? *******
クレアチニン ⇒ 筋肉に含まれるクレアチンという物質が代謝されてできる物質で、老廃物のひとつ。
基準値 ⇒ 男性0.5-1.1mg/dl、女性0.4-0.8mg/dl (筋肉量の違い。)
血液中のクレアチニンの量が多いということは、腎臓の機能が低下している。
原因1 ⇒ 体の中の水分の問題(腎前性腎不全)
脱水や心不全など、きちんと腎臓というフィルターに血液が流れないと、有効に濾過されませんので、腎不全になってしまいます。
原因2 ⇒ 腎臓自身の問題(腎性腎不全)
腎臓のフィルターそのものやその周囲に異常がおきている状態です。
原因3 ⇒ 腎臓から先の排管の問題(腎後性腎不全)
腎臓から先は腎盂・尿管・膀胱とつながっており、尿が流れていきますが、そこが結石や腫瘍等によって閉塞してしまうことがあります。
** 注意 *****
検査前に激しい運動を行うと、筋肉が沢山壊れ、その分クレアチニンが増加します。
また、運動や体調不良で脱水になった場合にも、循環している血液量が減少し、腎臓の濾過装置としての機能がうまく働かなくなり、結果としてクレアチニン値が高くなります。
腎臓 == 毛細血管でできたフィルター。、一旦水が流れなくなってしまうと目詰まりを起こして次第に使えなくなってしまう。
1日1000ml程度の尿量
*** 腎臓に効く漢方薬 - 漢方薬の種類 ************************
五苓散(ごれいさん) =(ツムラ17)
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) =(ツムラ23)
猪苓湯(ちょれいとう) =(ツムラ40)
*** 回復には漢方薬も効果的 *******************
五苓散(ごれいさん)
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
八味地黄丸(はちみじおうがん)=(ツムラ7)
小柴胡湯(しょうさいことう)=(ツムラ9)
猪苓湯(ちょれいとう)
*** 漢方の「腎」の養生でいつまでも若々しく! *****
腎の5つの働き
1.生命エネルギーの源「精」を貯蔵する
2.骨・脳・髪を育む
3.水分を管理して尿を排泄する
4.酸素を体内に深く吸い込む(納気)
5.耳・尿道や生殖器官・肛門の機能維持
日頃からちょっと意識して腎を守る習慣を。
1. 腹式呼吸で腎の納気機能を強くしましょう。
2. お辞儀の要領で腰を曲げ伸ばし。腎は腰にあるため、腰をきたえることも大切です。
3. 腎に効くツボは足裏の「湧泉(ゆうせん)」。毎日のマッサージを習慣に。青竹踏みもおすすめです。
4. 右手と左手で交互に歯磨き、頭皮マッサージ、暗記や暗算など、日頃から脳に刺激を。ピアノや編み物などで指先を使うこともおすすめです。
5. 冷えは腎の大敵。身体を冷えから守り、特に腰回りや足もとはしっかり温めて。
*** 透析しないために 漢方 *********************************
シャント手術 = 手の動脈と静脈をつなげる手術。透析では一度に大量の血液を体外に取り出すためにこのようなシャントが不可欠です。
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