Hiroの雑記帳

日常興味を引いたことを気ままに書き込みます。

長崎-Ⅱ

2017年01月25日 | 長崎
1月21日にはテレビ「残響の街・長崎、福山雅治故郷を撮る」で私の昔の職場三菱長崎造船所も紹介されたが、造船所内には4つの世界産業遺産があります。








日本で初めて建設された電動クレーンです。電動モーター駆動で、当時最新のクレーンとして、1909(明治42)年にイギリスより輸入されました。長崎港に設置されてから100年余り。この巨大クレーンは現在も稼働しています。


1905(明治38)年に竣工した大型乾船渠(ドライドック)です。明治期に第一船渠、第二船渠、第三船渠と続けて竣工しましたが、この第三船渠だけが唯一、現在も稼働しています。竣工時に設置されたイギリス製の電動排水ポンプは100年後の今も現役です。


長崎造船所に現存する最も古い建物です。1898(明治31)年に鋳物製品の鋳型を製造するための木型製作工場として建てられました。現在は史料館として一般公開(事前予約制)されており、長崎造船所の歴史を紹介しています。


第三船渠を見下ろす丘の上に建つ木造の洋館です。1904(明治37)年に長崎造船所長の邸宅として建てられましたが、所長宅としては使用されず、迎賓館として使用されました。現在もほぼ創建当時の美しい姿をとどめており、進水式や引渡式の祝賀会、貴賓の接待などに使用されています


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