Hiroの雑記帳

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航空機の墜落

2021年09月20日 | 一般

世界ではこれまでに何度か「核爆弾を搭載した航空機」が墜落した事があることを知り驚いた。幸いな事にどの爆弾も起爆しなかったようだ。

その一つ、1961年にアメリカのノースカロライナ州で墜落したB-52戦略爆撃機の話。搭載されていた2発の核爆弾は機体が空中分解して墜落する最中に機外に放りだされてしまった。

空中で放出されてしまった2発の核爆弾のうちの1発は地上から約30メートルの距離でパラシュートが開いた。これにより爆弾が地面に衝突した際の衝撃が多少緩和されました。爆弾が発見された時、パラシュートは木に引っかかり、爆弾は地面に突き刺さるように立っていた。爆弾の起爆装置はいくつかある安全装置の一つが働いた為に起爆しませんでしたが、それが無ければ爆発していた可能性もあった。

もう一発の核爆弾はパラシュートが開かず、音速に近いスピードで地面に激突した。その勢いで爆弾は地下6メートルぐらいまでめり込んでバラバラになった。爆弾を捜索した軍のチームは地下から92個にも及ぶ起爆スイッチを回収したが、どれ一つとして安全装置は壊れたりしていなかった。つまり、いつ爆発してもおかしくない状況だった。

爆弾の回収チームはほとんどの爆弾のパーツを回収したが、地下深く(深度約50~60メートル)にまで達したウラニウムを含む弾頭の一部は回収できなかった。そして、現在でも、その地下深くにはこれらの爆弾の一部が眠っている。

もし、この爆弾のうち一発でも爆発した場合、半径15キロ程度内の人はほぼ確実に死んでいた事でしょう。そして2発とも爆発した場合は「ノースカロライナ州の一部」が「ノースカロライナ湾」になっていたという笑えない冗談もあります。

 

『 Quoraダイジェスト <japanese-personalized-digest@quora.com>

飛行機の墜落について、ひとが知らない怖い事実とは? 』より