この写真選んでる自分が意味不明。
写真フォルダー開いてみて、単純に、この空気が懐かしい。
夜ってたいていのものを美しく見せてくれる。
雪とはまた違う方法で。
ジャワ島にナイトマーケットがあるのを知ったときは
ここの人たちは夜遊び歩いたり活動するのが好きだからだとバカなことを考えた。
最初に行ったのはジョグジャカルタの町の中のナイトマーケット。
どちらかというと青果の卸売市場みたいな感じでもあった。
それにセカンドハンドの雑貨を売ったりぞうりを売ったり。
それを、夜開く特別なマーケットとして見ていたけど
後にスラバヤの道端で開いている市場を見て、
ここの人たちにとっては夜のマーケットは日常なんだと知った。
昼間とても暑くて日差しが強いから、野菜やら肉やら、生ものを売るには夜の方がいいに決まっている。
青菜なんて昼間ならすぐにしなびてしまう。
それにきっと人間だって、昼間の暑い時間帯にはヒルネして
夜活動したほうがいいんだと思う。
夜のマーケットは、利にかなっている。
みんな一生懸命働いていた。
もう2年もインドネシアに行っていないから
この頃行きたくてたまらない。
けれど、インドネシアはきっと急速に変わっているに違いなくて
前に行ったときと違い過ぎているのを見るのが怖かったりもするのだ。
写真／スラバヤの路上の夜の市場 2012年9月
