2018/6/10 音無厩舎
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10日の阪神競馬では道中は後方からレースを進める。早目にポジションを上げていき、直線で先頭に立つと2着馬の追い上げを凌いで優勝。「去年乗せていただいた時に勝っていますし、ワンペースながらもジリジリと脚を使うというこの馬のことは知っていましたから早目に動いていきました。いい状態だったので追ってから最後までしっかりと伸びてくれましたね。強かったですし、これからも楽しみです。今日はありがとうございました」(M.デムーロ騎手)春はなかなか体調が戻ってこなかったのですが、じっくりと立て直しを図ったことで今日は状態良くレースに向かうことができました。長距離適性はもちろんのこと、ジョッキーが積極的な騎乗でしっかりと結果を出してくれたことは大きいですし、今後もさらに連勝を重ねていきたいものです。休み明けの一戦でもありましたから、今後についてはトレセンでの状態をよく確認しながら検討していきます。
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【キャロットクラブより、公式HPの近況レポート等の転載につき、許可を受けています。】
スタート後、最後方に下げて追走していましたが、スローペースを見越して向こう正面から徐々にポジションを上げ、3コーナー過ぎには2番手に。この辺りのペース判断が流石ですね。普通のジョッキーなら、あのまま最後方で折り合いだけに専念して、4コーナーから仕掛けて直線追うだけでしょう。それで勝ち切れたかどうか。早めに押し上げた鞍上の好判断と、それに応えて直線で最後までしぶとく脚を伸ばしたアロマの頑張りと、両方が噛み合っての3勝目でした。過去の騎乗経験から、馬の特性を生かすレースを実行できるのが素晴らしい。これを見せられると、次も鞍上ありきのレース選択をして欲しくなります。今日は本当にグッドレース。降級しての一発回答、お見事でした!
2018/6/10 阪神競馬場