食事の際に「いただきます!」とあいさつを、いつもすると答えた子供、中学生44.9%、小学生63.2%。しかし、その親たちはどうなのだろうか、それも知りたいところだ。
「食育白書」。
<食>を通じて規範意識を持った人間形成を図るため、あいさつの習慣化など「家庭での食育の役割」の重要性を強調したものだ。この白書では、「保護者自らも<食>についての意識を高め、健全な食生活に努める事が重要」として、親の意識向上の必要性も指摘されている。
「朝食をほとんど食べない子供」は、2000年・4.1%から2005年・3.5%へと減少した。増加傾向には歯止めがみられる。しかし、20代男性は、2003年・29.5%から2005年・33.1%へ、30代男性は、同年・23%から同年・27%へと増加している。(新聞記事・要約転載)
「一人で食べる」子供の割合(2005年)は、朝食で小学生14.8%、中学生33.8%、夕食で小学生2.2%、中学生6.9%だという。私的な見解では、夕食を「一人で食べる」子供たちの割合が意外に低い気がした。塾や習い事などの影響で、家族のだんらんが減りつつあるのでは?との懸念は憶測だったのだろうか。もちろん、低くて幸いだったけれど。
夕食を「家族そろって食べる」と回答した子供たちは、「いつもあいさつをする」や「すっきり目覚めた」の割合も高くなると分析されている。
これも僕の私見だが、大人たちの場合は単純に「仕事を始める前の食事=*朝食」と考えて、朝にこだわらず、活動前に頭と身体に血をめぐらせてほしい。仕事によっては夜勤などもあるわけだし、朝飯前のお仕事は早めに切り上げて「*朝食」をしっかり摂りましょう。頭(脳)を働かせるためには、「甘いもの」に効き目があると、確か石川啄木先生も仰っていたような・・。特に「餡もの」がお薦めらしい。
ゆり姫、僕は朝のメロンパンが好きです。あなたは?