ピアノと海と花との生活 Ⅱ

~創造する芸術~

オーケストラアンサンブル金沢第274回定期公演 ニューイヤーコンサート2010

2010-01-10 | 音楽

 

              

            2010年1月7日(木)

         石川県立音楽堂 
 
       1・ショスタコーヴィチ ジャズ組曲第2番 より ダンス1
       2・シュトルツ プラター公園は花ざかり 
       3・ショスタコーヴィチ ジャズ組曲第2番 より リリック・ワルツ
       4・J.シュトラウス2世 「ヴェネチアの一夜」 より 心から挨拶を贈ろう  
       5・オッフェンバック ホフマンの舟歌
       6・ジーツィンスキー ウィーン、わが夢の街  
       7・J.S.バッハ 2つのヴァイオリンのための協奏曲
       8・J.シュトラウス2世 「ヴェネチアの一夜」より アンネンポルカ 
       9・J.シュトラウス2世 「こうもり」 より ぶどうが燃えたぎって(シャンパンの歌) 
      10・J.シュトラウス2世 無窮動
      11・レハール 「ほほえみの国」 より 私たちの心にだれかが恋を沈めたのか 
      12・スッペ 「美しいガラテア」序曲
      13・レハール 「ほほえみの国」 より 君はわが心のすべて 
      14・レハール 「ジュディッタ」より 私の唇にあなたは熱いキスをした 
      15・チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」より 第2楽章
      16・カールマン 「チャールダーシュの女王」より 踊りたい! 

アンコール 
      J.シュトラウス2世 美しく青きドナウ 
      レハール メリーウィドウワルツ
 
            本当に楽しいコンサートだった!幸せコンサート!
      
            井上さんの選曲、ニューイヤーなのに、ショスタコ、チャィコもはいって、
   
            ホントにいいプログラム!
 
            金沢で井上さんのショスタコきけて幸せでした
 
                           1曲目のダンス、テンポもいいし、音がのってました。田島さんのピアノも
 
            よかった。ワルツのとき、フランスのナントで、路上生活の人がサックスでこの
 
            メロディーを吹いていたという井上さんのエピソード。
 
            ホント演歌風で、表情が実におもしろい!
     
            チャイコフスキーも、OEKの編成で、どうするのかなあと思ってましたが、
    
            いい流れで、整然としていていい演奏でした。
 
            ’初めて振ります’とおっしゃったスッペ!よかったです以前の定期で
 
            下野さんがスッペオンパレードだったときも、よかったですけど、
 
            今回、ますますオケがしまって、バランスも最高によく、音がすばらしくなっていて
 
            いい音でした!感激です。
 
            今回は、冒頭から、井上さんの’あけましておめでとうございます!!’
 
            といううれしいご挨拶から始まって、指揮台にマイクが常に置かれていて、
 
            1曲1曲、井上さんのトークが炸裂!
 
            レニングラードのお話や、ワンちゃんのお話!盛りだくさんでもう楽しすぎ!
 
            私は、1番前の席で、げらげら大笑いしてしまいました。
 
            本当に楽しいコンサート!Happyな時間を、本当にありがとうございます。
 
            
 
             そして、メラニー・ホリデイさん
 
             私は実は、ホリデイさんが、フォルクスオーパーの’こうもり’の公演
 
             で日本に初来日された1979年、ピアノの先生に連れて行ってもらって、
 
             東京で舞台を観てきいていたのです。15歳でした。
 
             すでに大学生になっていた先輩のお姉さん達と合流し、初めて体験した世界一流
 
             のオペレッタ!そのすばらしさは、15歳の私に非常に衝撃的でした。
 
             公演のあと、先生が、廊下にいるとメラニーさんに会えるよと、楽屋の前で
 
             待っていたら、美しいメラニーさんが握手して下さり、泣きそうになりました。
 
                
             
 
             今回もいつものようにサインに会ならびましたが、メラニーさんは、1人1人に
 
             英語や日本語で話しかけられていて本当にサービス精神の旺盛な方。
 
             私の番になったので、「あなたがフォルクスオーパーで、初来日されたとき・・・」
 
             といいかけたら、もうすでにそのとき、お互いに両手を握っていて!
 
             「ナインティ~ン セヴンティ ナイン~!!」
 
            と2人同時に叫んでいました(笑)
 
              やった~メラニーさんとはもった~
 
             そのあと、廊下で握手した話、今日は1番目できけて最高だったとドワーッと
 
             話し、メラニーさんもいっぱい話してくれて、ホントに感激
 
             サイン会も最高に楽しかったです。
 
             
           
 
           以前、金沢駅全日空の1Fの喫茶のロビーで、家族でお茶を飲んでいたところに、
 
           すぐそばに岩城さんとメラニーさんがいらして、それは楽しそうにお話されて
 
           いたので、横からお話しするのも悪いので、そっと見てたこともありました。
 
           何回もOEKと共演されていますが、金沢できくのは初めて。
 
           今回のコンサートでは、お相手のズリンコ・ソチョさんとの息もピッタリで、
 
           フラメンコも踊って下さったし、2人のダンスや、途中シャンパンも飲んでらしたし、
 
           その演出が楽しくてうれしくて、目の前で繰り広げられる華やかな曲の連続に
 
           ただうっとり。大好きなベネチアの雰囲気もたっぷり。
 
           11月の中村紘子さんのときも、ちょうど17歳の時に輪島のホールの楽屋で
 
           お話してくださってサインをいただき、
 
           30年もたって、目の前で、またすごいオーラでの演奏をきき、
 
           今回も全く同じように、15歳の時に感激したメラニーさんが、
 
           ずっと世界の第一線で活躍され続けていて、やっぱり30年後の今、
 
           パワーを目の前で感じられる、
 
           私の10代の出来事と、両方ともリンクして、非常に不思議な瞬間でした。 
 
          
    この日はなんとお土産もあったのですよ ト音記号とOEKという文字が印してある、チョーか
 
     わいい! おいしいどら焼き茶房'太郎’さんから1500個プレゼント!ということで、帰り際、
  
      ロビーでカンタさんの奥様からいただき、ニコニコになって帰宅し、絶対写真を撮ろうと
 
     机の上に置いておいたら、娘に半分食べられていました(笑)それだけが、残念でしたけど
 
     (笑)ホントにHAPPYなニューイヤーコンサートでした!

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ヴェルサイユの祝祭

2010-01-10 | 音楽

 

            

             2009年12月5日(土)

         石川県立音楽堂   邦楽ホール
 

               年末忙しくてUPできなかったんですけど、12月5日、邦楽ホールでの

             ’ベルサイユの祝祭’これも本当によかったです。
 
             日本のバロックダンスの第一任者の浜中康子さんが、ルイ16世とマリー・
 
             アントワネットの時代の宮廷舞踏を当時の衣装で再現。
 
             ピアノをやっていて、バロック時代の舞曲は必修ですが、メヌエットやガヴォット
 
             は、よく観ましたが、ルールは初めてだったし、トルコやスペインのアントレ
 
             まで、すばらしい浜中さんの舞踏団の皆さんとOEKの音楽で、
 
             ため息まじりで、堪能しました。
 
             そして池田理代子さん!辻口博啓さんとのスペシャルトーク。
 
             わが石川が生んだ世界のパテシエ、辻口さん、パリでの
 
             自身のセミナーでお帰りになったばかりということでしたが、(11月に和倉の辻
 
             口さんのお店いったところです!この日もケーキ、しっかり購入
 
             辻口さんのマカロンを食べながら池田さんと当時の宮廷文化の貴重なお話。
         
          
 
            そして池田理代子さん!また10代とのリンク!
 
            今回は歌も歌われて、フランス革命のお話をされたときには、凛として、
  
            そにときもオーラがすごかった。
 
            10代のとき『ベルサイユのばら』は全盛。もちろん私も、せりふを暗記するまで
 
            読み、ルイ16世もフランス革命も、ロべスピエールも、全部ベルばらで知りました。
 
            池田さんのほかの作品も好きで好きで『オルフェイスの窓』というシリーズを、
 
            本屋さんで立ち読みしすぎて、高校の制服のコートを、お店のストーブで焦がした
 
            こともあったなあ(爆)
 
            それにしても金沢という街は、なんと素敵に変貌しているのでしょう!
 
            年末だけとっても、コンサートやこの'ベルサイユの祝祭’クルト・マズアさんの
 
            シンポジウムとコンサート(年末N響との第9、リハからカメラが追ってましたね
 
            マズアさんの偉大な功績の映像、第9の演奏もすばらしかったです)
 
            それが、自宅から車でほんの20分のところで、体感できる。東京ではこうはいき
 
            せん。ものすごい数の演奏会が、連日ありますが、電車を乗り継ぎ、演奏会が
 
            すばらしくても、私なんか東京の郊外に住んでましたので、帰った頃はへとへと。
 
            今は、コンサートの余韻たっぷりで、車で自宅にすぐ帰れて、世界の一流の方々
 
            が、次々目の前で聴ける、最高の贅沢です。
 
            こんなに金沢の街を変えて下さって、音楽監督の井上さん、本当に感謝します。
 
            今年も、すばらしい企画、期待してます
 
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