2008年2月6日(水)
石川県立音楽堂
演奏 シュトゥットガルト放送交響楽団 指揮 ロジャー・ノリントン ピアノ 小菅優 |
1..ヴォーン=ウィリアムズ 劇音楽「すずめばち(むずかし屋)」序曲
2.ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番ト長調,op.58
3.《アンコール》ショパン ノクターン嬰ハ短調遺作
4.ブラームス交響曲第1番ハ短調op.68
5.《アンコール》ブリテン マチネ・ミュージカル
6.《アンコール》シューベルト 劇音楽「ロザムンデ」間奏曲第3番
娘と東芝グランドコンサートに行く。
N響アワーでも人気だったノリントンさん。どんな演奏だろう?と
わくわくしていったら・・・予想以上の驚き!でした。
まずビックリしたのが、ベートーヴェン。
ピアノのセッティグが中央、小菅優さんが、真後ろを向いて、客席に背中
を向ける格好!バレンボエムやアシュケナージが好きな弾き振りみたいだなあ
と思っていたら、ノリントンさんは、ピアノの向かって左側に、客席を見る形で
指揮してる!第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが完全に2つに分かれて、少し
各席に背中を向ける感じ。こんなピアコン、見たことない!
以前からききたかった小菅優さん。幼少からヨーロッパに住んで研鑽を重ねた
方で、プログラムにあった’天使の翼の先端が頬に触れた瞬間を感じさせる
ピアニッシモ’まさにそのとおり!
すばらしい演奏でした!綺麗!
オケのほうは、やはりノンヴィブラート奏法。
休憩後のブラームスがまたビックリ!
最初から、すごい速いテンポ!あとは自由自在にテンポも曲想も、ノリントンさんの
独壇場って感じ。2楽章と3楽章のコントラストが見事!4楽章のティンパニーも
際立ってた。こんなブラームスもあるんだ~
でもおもしろい演奏。各楽器が、かなり変化に跳んでいて、でも透明な感じ。
娘も大喜びの一夜でした
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