
ショクヨウガヤツリの収穫が終わった。大阪トヨタバイオディーゼルプロジェクト2年目で、新たな課題が見えた。このショクヨウガヤツリは乾燥地にも強く、地面にしっかりと根を張り固砂をするこの性質がいい面にも悪い面にもなる栽培種植物である。注意が必要だ。そこで、圃場内にて試験的に栽培している。この葉にはタンパク質が多く、家畜の餌になり、根塊はジュースや油になる。ジュースの味は豆乳を甘くしたような味でおいしいです。課題の一つとして、他にも共通するのだが、鼠の被害だ。昨年はポット苗を植えつけたために被害が見れなかったのだが、今年は直接、播種したために、春先に鼠が播いた所を掘り起こして食べてしまい、約1/4に被害が出てしまった。そこで、ポットにしたほうがいいか?しかし、効率を考えると播種がよい。その場合のコーティング方法の検討、また、今年はこれからディーゼルオイルを作る予定にしているのだが、どのように搾ったらいいか。先日、農業科学院より10tも種子を欲しいという連絡があった。もちろん、そんなにはないのでお断りしたのだが、市場価格も80元強/kgの価格になっており、異常な値上がりだ。それだけ種子の需要も多くなっているのかもしれない。今は、このショクヨウガヤツリからどうやって油を搾るか、来週北京を持って行って試験してみる予定です。うまくできれば、車を走らせたいと思っています。
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