
宇佐神宮と共に是非とも参拝したかった、摂社、末社も含めて全国に数千もの分社が有るともされる、大元の宗像(むなかた)大社です。そして、2017年に世界文化遺産に登録された”「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群”の中核史跡です。宗像大社というと、一般にはこの玄海町田島のココの社と理解されますが、正式には宗像三宮の一つ”辺津宮”です。あとの二宮は、大島にある”中津宮”、そして「神宿る島」で宗像大社のご神体、沖ノ島の”沖津宮”です。今回は、辺津宮と沖津宮を公共交通機関のみで一日で訪れるという少々きつめの旅程でしたので、とある土曜、JR東郷駅から8:04のバスに乗りました。
ご由緒は記紀に明確に書かれていて、天照大神と素戔嗚命の誓約によって、天孫降臨につながる男神と共に誕生した、沖津宮の田心姫神、中津宮の湍津姫神、辺津宮の市杵島姫神がそれぞれ祀られています。三宮のそれぞれにどの神をお祀りしているかについては、実は古事記、そして日本書紀の本文と3つの一書でそれぞれ違う内容が書かれています(第一と第三はほぼ同じ)。古来より議論がされてきたようですが、昭和の時代・・・・・・
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・神門
神門をくぐると、すぐに拝殿があります。これは1590年に小早川隆景が再建したもので、ここに先の誓約で誕生した三女神が天照大神から賜った神勅「天孫を助け奉りて、天孫に祭かれよ」の額縁が・・・・・・
拝殿に向かって右手から境内を出て、こんもりした高宮参道を通り、鳥居をくぐって左に行くと、第二宮(ていにぐう、田心姫神)、第三宮(ていさんぐう、湍津姫神)が鎮座します。沖ノ島は上陸不可・・・・・・
・手前が第三宮、奥が第二宮
高宮参道の鳥居を右に行き、丘陵地を登っていくと高宮祭場に辿り着きます。神社は、宗像大神の降臨・・・・・・
・高宮祭場前
本殿の東側に、8万点と言われる沖ノ島の発掘品(1954年から1971年の間に3回行われた学術調査の採取品)を中心にした宗像大社の収蔵品を展示した神宝館・・・・・・
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