
主祭神アカルヒメ命の渡来のご由緒にあやかって「決断と行動の神様」として自立した女性の心願成就や、さらにこの地で再出発をされた姫神にちなんだ「やりなおし神社」としての再起復活など、現代人としては時としてすがりたくなるご神徳を掲げる神社です。新たな目標を目指すために断ち切らなければならない事柄があれば、「赤玉」に念じて「はじまりの碑」の穴に投げ通し、「帆立絵馬」を碑にかければ、背中を押してくれるといいます。そのようなユニークな御祈願で親しまれている神社ですが、なかなかその創祇起源はおぼろげ、複雑で興味を注がれます。
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・スポットが散りばめられた境内。近代的な建物は社務所です。右端は昔の敷石を石壁にした「長続き石」
【ご祭神・ご由緒】
阿迦留姫(アカルヒメ)命と住吉大神、そして神功皇后を祀りますが、神社名の゛姫゛とは言うまでもなくアカルヒメ命の事です。この姫神のご由緒は、鶴橋の比賣許曾神社と同じです。「古事記」の応神記によれば、新羅の国の沼のほとりで一人の女が日光を女陰に受けて妊娠(日光感情説話と呼ばれる)、生まれた赤玉がアカルヒメ命です。その姫を天日矛命が妻にしますが、その夫につらくあたられるようになった姫は一大決心し、゛祖国゛だとする難波に来て「比売許曾神社」に祀られた、というご由緒になります。
同様に朝鮮半島から姫が渡って来る話としては、「日本書紀」の都努我阿羅斯等や、「摂津国風土記」逸文での新羅の女神が筑紫国を経由してくる話、そして「三国遺事」・・・・・・
・拝殿
【赤玉説話】
三品彰英氏によれば、アカルヒメ命の赤玉誕生説話は・・・・・・
【中世以降歴史】
【「比売島」比定】
「摂津国風土記」「日本書紀」そして「続日本紀」に出てくる゛比売(日女)島゛は、国土地理院の調査図とも照らし合わせて、・・・・・・
【伝承】
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