田舎のエプロンおばさんのエッセー集(アキのあしあと集)

日常の生活記録や認知症の主人を抱え奮闘する私の日々の記録をエッセー風にしました。

107 夫婦いつでも一緒

2005-12-07 09:52:23 | 認知症の夫を抱えて
最近主人は(認知症)おとなしい!大きな問題は起こさない。何時かはほん
とに怖かった!殺されるかも?と恐怖心がしばらく消えなかった。ワインのビン
を振りかざして私を殴ろうとしたのです。悲鳴を上げて娘夫婦を呼びました。
2人が飛んできたら振りかざしたビンを布団に投げて青ざめていました。しかし
「俺が何をしたのだ?」「何を言ったのだ?」全然覚えていないのです。
彼がこんなに荒れたのは19:00から21:00までビーチバレーの練習で私が留守の時
でした。どうも夜に私が居ないとダメなようです。その日を境にバレーの練習日
には夫を連れて練習に行くようにしたのです。火曜日と金曜日には丸々と着込ん
だ主人を連れて体育館へ。何にもしないでじっ~とイスに座っているのは寒いで
しょうが彼はニコニコしています。目で私を追って安心しているようです。
チームメートも暖かく迎えてくれています。これで私も安心してプレーに専念
しています。聞こえはいいけど失敗ばかりしている私ですがストレスは解消で
きています。又体育館へ揃って行ける幸せを感謝です。
  平成17年12月7日  記   夫婦いつでも一緒のエプロンおばさん