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獨協大学教授森永卓郎に見てほしい三年で絶対クビの特別任用教員制度

2009-02-03 22:39:06 | マスコミ批判


最近、テレビをあまり見なくなった理由の一つはいつも同じことばかりやっているということで、それはいわゆる「派遣切り」ということである。

昨年から同じことばかりテレビでやっているが実際にこの問題をどうすればいいのか、政治家や評論家のたぐいが何一ついいやしないということは本当に困ったことである。

もう三週間ぐらい前だったかこの問題に関してサンデープロジェクトで尋ねられた竹中は企業が海外に移転してゆく動きと関連があるなどと言っていたが、それは今に始まったことではないし、まったく何の解決策でもなければ分析にもなっていない。ようするに「仕方がない」ということならそう言えばいいのだが、とにかくどうしようもない無関心としかいいようのない態度は伊藤忠商事の社長はさらにひどく、もっと働いてほしいのに課税最低限度内にこだわっている場合もあると言っていた。

それはいわゆる派遣切りの話しどれだけ重なりあうのか。いずれにせよそういう場合はもっと働いてほしいといってもパートの待遇でつまり正規雇用ではなく非正規の身分で少し労働時間を増やしてほしいという要望に対していやだと言う場合だろう。

主婦のパートであれば家事もあるからそうたくさん働けるわけでもないという事情もあるだろう。もちろん主婦が働きに出るのは夫の収入が激減してローンで苦しめられているなどの深刻な理由がある場合も多いはずで、その仕事が失われた場合でももちろん由々しき自体であろう。

いずれにせよまったくどうしようもない現実認識だとしか言いようがないが、先日サンプロにでた獨協大学教授森永卓郎にいたっては派遣切りはけしからんというだけのどうしようもない評論家だということは番組でも明らかであったが、自分は大学の中で一種のタレント教授としておそらくは特別待遇をされていながらよくこういうのんきなことが言えたもんだなとあきれ返った。

この人は最近までたしか「客員教授」というような肩書きだったと思うのだが、とにかく大学の先生の肩書きというのは時として分かりにくい。

獨協大学のこのページhttp://www.dokkyo.ac.jp/contents/recruit/2008/1118eigo.htmを見ると「特別任用講師(教員)」という募集が書かれている。これが実際にはどういうものかと言えばようするに期限付きの非常勤講師ということのようだ。

分かりやすく言えばパートでありながらフルタイム以上の労働をさせ、長くても三年で絶対にクビというひどい労働契約になっている。

どのテレビ番組だったかも忘れたが、共産党の穀田が「法律を守れ」と言っていたが(たしかNHKの日曜討論)、「法律を守れ」というのはたとえば労働組合が会社に対して言うべきことであって、共産党が自民党の政治家に言っても仕方がないのではないか。

しかもそういうことは、労働基準監督署などが取り締まるべきことなのではないか。明白な法律違反があれば、の話である。しかもどこの誰が法律を違反したのか自分にはよくわからなかった。

獨協大学の特別任用教員のような制度というのは法律に違反しているかどうかは知らないが、とにかくフルタイムの労働をパートに押し付けていることは明白である。

つまり大学の側はそれによって人件費を抑えているわけで、こういうことは実にけしからん話しだと思うが最初から条件をしめしてるから後から文句は言えないわけであろう。

そこに示された条件をみたしている学者先生でもこういうところに申し込むしかない人もいるのか。

しかしこれで本当にやる気のある人が採用できるのか、学生が満足のゆく授業がなされるのか疑問であるが、いずれにせよ森永卓郎には自分の周りからまずは現実を見てもらいたいものだ。

とにかく今の円高はどうにかする、ということを言うしかないだろう。

大学や高校などでこういう教員の募集の仕方をしているところは私学助成を減らすべきではないか。

だいたいネットで公募しているということはあまり応募者がいないということだろうし、学生も三年で首になると分かるわけだからきっと馬鹿にして授業は崩壊する可能性も高いだろう。

大学自体崩壊しているのかもしれないが、そういえば投資信託で大損した大学が今回もあったようである。

何べんこういうことを繰り返せばいいのか、経営学部などがありながら自分の経営もできないで一体なにを大学は何を教えているのかまったく考えるだにバカらしい。







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