妄人妄語 衆議院議員野田聖子さんの選挙公約消去 有権者・国民を愚弄するサイト一時閉鎖に抗議します!「非道」はどっち?

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ブッシュの逃げ切り勝ちか?

2004-11-01 21:15:42 | Weblog
いよいよアメリカ大統領選の投票が始まろうとしている。いや正確にはすでに有権者の20%が郵便などで投票を済ませており51%がブッシュに43%がケリーに投票したという調査結果がCBSに出ている。また投票するであろう49%がブッシュ、46%がケリーに投票しそうであるとの結果でこれは誤差の範囲ということらしい。またどちらが大統領になった場合不安かという質問には28%がブッシュ、23%がケリーという結果も出ている。

これらの数字を見たところでは、どうやらブッシュの再選の可能性がかなり高いのではないかという気がする。もちろん選挙というのはAll or Nothing の世界ではあるけれども、これだけイラクが戦闘終結後に混乱しているのもかかわらずブッシュがある程度支持されているというのは意外とも取れるのではないか。皮肉な見方をすれば、最近アフガニスタンで国連の職員が人質になっていることも、オサマ・ビン・ラーデンのテープが流されたこともいわゆる国内の安全”homeland security"をおびやかす要因として、ブッシュの方へ票を動かしているのではないか。

もちろん全く逆の見方もできるわけだが、少なくともただ単にブッシュのイラク攻撃自体が間違っていたとか、イラクとアル・カイーダとは無関係だというような批判はむしろアル・カイーダ系のザルカウィらの動きによってあとからその根拠を奪われるというなんとも皮肉な結果がもたらされているように思われる。

無論、ケリーももともとハワード・ディーンほどイラク戦争そのものに対して強烈な批判をしていたわけではなく、むしろブッシュ路線の継続をも目指しているとも言われ、駐留部隊は増やす可能性があるようだ。しかも共和党大会などで国を守る姿勢を疑問視されたことを意識してか、オサマ・ビン・ラーデンの声明が流された後も遊説先の空港のタラップを降りたところで「全面対決」の決意表明をしている。

日本ではブッシュ批判の報道が多く、まるでブッシュ再選の可能性がないかのような印象さえ受けることがあるが、アメリカでももちろん批判的な報道が多い。たしか1年ほど前のTIMEの表紙にはブッシュが片方のほおを殴られ、片方の頬をキスされるという風刺写真が飾られていたが、結局のところ、ブッシュが再選されるとなると、日本ならびにアメリカ国内におけるブッシュ批判は一体なんだったのかという気さえする。

もしブッシュが再選されれば今度はどのような言葉が国民の中から出てくるのだろう?
ある日本国内の輸入小物を扱う店において「小さい頃は誰でも大統領になれると教わったが、今それが真実であることを知ったと」いういやみなせりふが書かれた帽子が売られていたのを思い出した。これも考えてみれば3年ほど前の話である。 

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