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警察内部でウィニー使用発覚の場合には削除ではなく捜査、摘発、PC使用禁止すべきでは?

2006-03-10 01:25:25 | つぶやき

ウィニーに関するニュースが今日もいくつかある。警察庁長官がこんなことを言っている。

こちらをご覧ください

「法に違反するものを摘発していながら、それをパソコンにインストールするとは、警察職員として信じられない事態」と批判したという部分は自分が昨日書いたことと同じで、誰でもそう思うでしょう。

しかし、以下の部分はどうなんだろう。

「一定の年齢以上の人はウィニーの機能やウイルスとは何かが分かっていないのではないか」などと指摘。警察官らに京都府警の事件が十分理解されていないとの認識を示した。

これってようするに、今回の情報流出があくまで「不注意」と言うより「無知」が原因であるということを強調した発言だろうけど、たしかにウィルスに感染するということは「不注意」から生じることではあっても、その不注意にも程度というものがあるはずだよね。

ようするに、今回の情報流出に関与(と言う言い方もできると思うけど)した警察の人は年齢が高めの人であまりPCに詳しくはない。したがってウィニーを使うことの危険性も分かっていなかった、と言いたいんだろうね。

そして、ようするに自分たちは悪くないとでも言いたいのかな?


しかし、ウィニーを実際使ってる人が、その開発者が逮捕されていることも、ウィニーが原因でウィルス感染の危険性がすでにかなり一般のニュースで扱われていることも全く知らないっていうことが考えられますか?

実は、こういうことはかなり重要なことでしょう。

つまり、警察の側は自分たちの責任をできるだけ軽くしたいということなんだろうね。

しかし、公務員にはもちろん守秘義務と言うのがあるわけで、その義務を果たすにはPCを使ってる場合にはもちろんそれなりに注意が必要なはず。

ウィニーが原因の情報流出のニューは今に始まった話ではないのにウィニーが原因でさらにこういうことが起こるというのは、立派な守秘義務違反にもなりかねないんじゃないかな。

そもそもなんで「仕事で使う」PCにウィニーをインストールしなくちゃならないのか、という点も知りたいけどね。

もちろん自分だってそれほどITに詳しいわけではないけど、ウィニーをインストールしっぱなしでいるということは、これはセキュリティに関する意識はかなり低いと言わざるをえないいだろうね。

たとえば重要な資料はスタンド・アローンとかいうネットにつながない状態にしてあるPCに保存して仕事はできるだけそれでするとか、そういうことはしないようだからね。

だけど、つくづく不思議に思うのは、なんで開発者は実名もあげて逮捕されて、それを使ってる人間はどれだけ捜査されてるのかな。

警察の人間でウィニーを仕事で使ってるPCで使ってる人間はみんなそれこそ捜査すべきだと思うのは自分だけかな。


開発者はたしか勤務先の東京大学まで捜査されたんでしょう。


ソフトに問題があるんだったら、それをインストールしてる人間はなおのこと法を犯してる可能性はあるはずだと思うんだけど。

だからこのニュースの見出しにある「警官のウィニー使用を批判」っておかしいでしょう。


「批判」で終わりってことかな?


本当は摘発すべきなんじゃないのかな。

それとこんなニュースもあるんだよね。

これもなんとも驚きですね。

こうなってくると、警察はウィニー使用は禁ずる通達のようなものはすでに出してるらしい。

しかもITに関して警察内部で「指導」すべき立場の人がウィニーを使っていてて情報が漏れたとなると、これは本当に知らなかった、とか不注意だったとかですむ問題なのかと思う。


さらに驚きなのが危険承知のうえでやったことがはっきりしてる人もいるらしいということ。

何なんでしょうね

というかウィニーを使ってる人はみな危険を知ってるわけではないのかな。

たしか最近も同じことがあったと思うのだけれど警察はウィニーをインストールしている警察内部の人たちにウィニーを削除するように言ってるらしいけど、これっておかしくないですか?

だってウィニーを使ってると法を犯す可能性が高いから、開発者を逮捕したわけでしょう。

その人のPCは職場のものまで調べてるのに、なんでウィニーをインストールしてる警察の方々のPCは削除を命ずるのですか?

なんかそれって証拠隠滅につながりませんか?

開発者はたしか身柄拘束したんですよね。

証拠隠滅の恐れがあるから身柄拘束してあちこち捜索したんでしょう。

なんで警察内部でウィニーをインストールした人たちには同じことしないで削除を命ずるんですか?

ネットにつながらせなければそれ以上情報流出もしないと思うけど、やっぱり自分たちのことは調べたくないから、著作権とか犯してる可能性を調べなくてすむように情報流出の危険性だけを印象付けて証拠隠滅をはかってるわけではないですよね?



本当はウィニーを使ってることがわかったらネットへの接続ははずしてできるだけ速やかに履歴から中身から全部調べるべきでしょう。

全く理解不能としかいいようがないけど、自分はウィニーに関しては全く知らないのであまりなんともいいようがないけど、だいたい、開発者を逮捕して利用者はよほどのことがないかぎり逮捕とかされないというのはすごくおかしいでしょう。


こういうふうに開発者を逮捕して利用者に甘いといろいろ問題があると自分は思ってる。

でも世の中はあくまで開発者が悪いということで決めてかかってるようだけど、どうなんだろう。

たとえば以下のニュースなんだが、ちょっと自分には分かりにくいところが多々あるけど読んでほしい。

これだけでは分かりにくいですが

この日は、弁護側の質問で、捜査資料などがウィニーを通じてネットに相次いで流出していることに触れた。「『あなたが責任を取れ』という声がある」との質問に対し、金子被告は「困ります。基本的にはユーザーの責任だ」と述べた

ちょっとこの辺の事に関して詳しく書くときりがないけど、たいていのソフトには「同意する」と言うのをクリックしないとインストールできない仕組みになっている。

ウィニーがそういう仕組みだったかは知らないけど、開発者の責任を問うのはかなり難しいのではないかな。

だってですよ、警察は著作権がらみということのようだけど、開発者を逮捕してしまって、今はようするにこのソフトはたしか配布してないわけですよね。

だからこのソフトは使ってはいけないみたいな認識を警察は広めちゃってるわけだから、やっぱりこれは使った人になんかあったらその人の責任になるということなんじゃないんですかね。

もっともこのウィニーが原因の情報流出は警察にとどまらないようだから、社会的に開発者がなんか対応してくれてもよさそうなものだけど、この開発者にしてもおそらくネット上で発言なりなんなりはできない状況に追い込まれてるわけでしょうから、技術的な問題以前にサポートもなんもできないでしょう。

被告も幇助罪になるという言い方は今の状況ではたしかに自分がサポートすると犯罪に手を貸すことになるということですが、自分の罪を認めていると言うより、その使用自体が犯罪にされかねないということかな。

それと、警察だったかでとにかく予算の関係で自分のPCを仕事に使わなければならない人もいるらしいので私用PCを全廃して全て予算でPCを買わせるべきだというようなことを言ってる人たちもいるらしいけど、あきれるね。

ちょっとよく分からないんだけど、自分のPCを職場でネットにつないでウィニーを使ってるってそういう人がいるってことですか?

それで情報流出でさらにまた予算でPC買うんですか?

そんなことしないでまた情報流出しないようにPC使うのやめて、大正時代みたいに全部いっそのこと手書きにしたらどうですか?

誰のPCにせよ、ウィニーを使用してるのは信じがたいことだけど、そういう人たちに何で予算つけてPC使わせなきゃならないのかね。

むしろPCは使わせないぐらいのことしなければならないんじゃないの。

警察庁長官もあまり警察職員がPCについて知らないと言ってるみたいだし。

ま、知識があるとか、ないとかもあるけどようするにとにかくそういう人たちが、そういうところでPC使っちゃまずいんだよ、と自分は思うけど。



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