たこさんの秋吉台日記

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11月28日 センダイスゲ

2006年11月28日 | Weblog

センダイスゲ〈仙台菅〉(カヤツリグサ科 スゲ属) 花期は8~10月。
発見地の仙台にちなむ。
岩石の多い疎林や海岸の草地に生える高さ10~35cmの多年草。
ナキリスゲの変種。地下匐枝を出して増えるので、茎がまばらに出るのが特徴。
小穂は3~4個つく。


【センダイスゲは大株にならず、一面に広がって生えています】


06年9月11日撮影
ポツポツと生え、高さも20cmほど。ナキリスゲ・コゴメスゲと区別しやすいのです。

【昨年、自分で見つけたセンダイスゲです】


05年10月24日撮影
コゴメスゲのあと、真崎先生を案内して見ていただいたら、合っていました。
その翌日、ずっとセンダイスゲを探していた“秋吉台のやまんば”さんに、
初めて私がスゲを教えてあげた記念すべきスゲ、センダイスゲなのです。


【小穂を】


06年9月11日撮影
【上の画像を拡大しました】


06年9月11日撮影

コゴメスゲ・ナキリスゲ・センダイスゲは、花期が8~10月と遅いこと、
小穂は上部に雄花、下部に雌花をつける雄雌性であること、
柱頭が2個で、果実が扁平なレンズ形であることなどが特徴。


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