タンキリマメ〈痰切豆〉(マメ科 タンキリマメ属) 花期は7~9月。
種子を食べると痰をとめるという俗説に由来する。山野に生えるつる性の多年草。
葉は3小葉からなり、やや厚く、裏面は黄褐色の腺点と毛が多い。
小葉は長さ3~5cmの倒卵形で、
その中部以上のところが最も幅が広くなり、葉先はとがらない。
花は総状につき、淡黄色で、長さ約9mm。
萼は不揃いに5裂し、最下の萼片は萼筒より長い。
豆果は長さ約1.5cmで、熟すと赤くなり、2つに割れる。
中には光沢のある黒い種子が2個入っている。
【タンキリマメを今日、開花確認しました】
08年7月26日 撮影
「小葉の中部以上のところが最も幅が広くなり、葉先はとがらない」
【上の画像を拡大しました】
08年7月26日 撮影
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トキリマメ〈別名オオバタンキリマメ〉〉(マメ科 タンキリマメ属) 花期は7~9月。
トキリマメの語源は不明。山野に生えるつる性の多年草。
タンキリマメによく似ているが、
葉がやや大きくて薄く、先が急に細くなってとがる。
小葉の幅は下半部が最も広い。
茎や葉の毛はタンキリマメより少ない。
萼片は全てほぼ三角形で、萼筒より短い。
【トキリマメも今日、開花確認しました】
08年7月26日 撮影
「葉はタンキリマメよりやや大きくて薄く、先が急に細くなってとがる。
小葉の幅は下半部が最も広い」
秋吉台ではタンキリマメ・トキリマメとも同じような林縁に生え、
花の時期も同じなので、近づいて小葉の形でどちらなのか判断しています。
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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