たこさんの秋吉台日記

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7月5日 ワルナスビ

2006年07月05日 | Weblog

ワルナスビ〈悪茄子〉(ナス科 ナス属) 花期は6~10月。
刺が多く始末に困る害草であることから、この名がある。
北アメリカ原産の高さ0.5~1mの多年草。
葉は互生し、長楕円形で、ふちには波状の大きな鋸歯が3~4個ある。
茎の途中から太い枝を出し、
先端に直径約2㎝の淡紫色または白色の花を6~10個集散状につける。

車が頻繁に通る車道そばの斜面に咲いていたワルナスビです。
今年は、例年より早めにこの辺りの草が刈られたため、
あと出た茎に花が咲くまで待ったため、開花確認が遅れ、6月23日でした。


06年6月29日 撮影
「地中に根茎が横走し、主に根茎の断片で繁殖する」

06年6月29日 撮影
「葯は黄色で大きく、バナナのような形。先端に穴が開いて花粉を出す」
【全草にとげがあります】                 


06年6月29日 撮影
このワルナスビは、7月3日に見たら、また、姿が消えていました。
夏休み前の草刈りが行われたためで、今は全く姿が見えませんが、
また1ヶ月もしたら、トゲだらけのがっちりした茎が現れ、花が咲くのです。
刈られても刈られても、毎年増え続けているワルナスビの強靱な生命力。
農家の方々に嫌われるこの力強さに、このごろ特に惹かれています。