私のたまにトラブルなトラベル

そんな旅は愉快!爽快!我慢!忍耐!
トラブルが襲ってもめげずリュックを背負って世界を旅する大和撫子!

エストニアのタリン行きの夜行フェリーは臭かった(@_@;)

2012-03-05 23:19:37 | 東欧
思い出しても『臭い』2001年、生まれて初めてのバックパッカーの旅。

彼(あいつ)にリュックとポケットが一杯のベストを借りて、
いざ!行かん!!!
えぇ???待ち合わせは、ストックホルム???

行きたい気持ちが勝ち、怖さが負け、一人でKLMに乗って行きました。

あぁ~会えたぁ~☆⌒(*^-°)v Thanks!!
ハグハグだった!!!

・・・・・・が・・・・・しかし・・・・・

ストックホルムから夜行フェリーで、
バルト三国のエストニアのタリンに行くと言う。
それも、キャビンを取ってくれないぃぃぃぃ
1泊にしては、お値段が高いと言う(涙)
一体どこで寝るの???

寝る場所を必死に探すけれど、どこも無い!
椅子のある場所はたった一カ所!
ドアを開けると・・・『臭い!!!』
ほとんどロシア人で、体臭が並みの臭さじゃない。
鼻が曲がるなんて代物じゃない臭さ!!!
その上、ウォッカを飲んでいるのか、酒臭さも凄かった。

「あいつ」はなんと!!!そこのリクライニングで寝てるじゃないの!!!
私の頭の線がブチッと音を立てて切れた(馬鹿もんが!!!)
クソ!!!こうなりゃ臭いなんて言ってられるか!

すると優しい男性が「ここに座りなさい」と席を譲ってくれた。
うぅぅぅぅ・・・ありがとうございます。
暫く寝ていると、後ろの酔っ払いの足が、
私の頭をグイグイと押してきた。
先の優しい男性が、酔っ払いを椅子から引きずり降ろしてくれた。

臭い中にも、優しいぬくもりが有ったv(≧∀≦)v うれし~

夜が明けると・・・何事も無かった様に起きてきた「あいつ」
なんちゅう奴や!!!私をほっておいて!!!誘ったのはあんたやで!!!
と心に思ったけれど、語学もアカンし、旅の仕方も知らない弱みから、
グッと気持ちを飲みこみ、
何事も無かった様に、真顔で「おはよう」と言った。