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私のたまにトラブルなトラベル

そんな旅は愉快!爽快!我慢!忍耐!
トラブルが襲ってもめげずリュックを背負って世界を旅する大和撫子!

沈黙の塔・・・

2013-08-28 07:22:51 | ネパール&インド&バングラディシュ
インドは、沢山の宗教がある。
ヒンズー教、イスラム教、シク教、ジャイナ教、バラモン教、キリスト教、ゾロアスター教……………
本当に多い!

シク教の男性は、髪、ヒゲは一切切らないので、ターバンで髪、ヒゲを束ねている。

ジャイナ教の修行僧の男性はスッポンポンで修行する。



(写真家 三井さんより拝借)

苦行で知られるジャイナ教!
裸体で修行している男性はジャイナ教の高僧なのである。
数人しか居ない。
カジュラホにスッポンポンの高僧の写真がある・・・ビックリと同時にマジマジ見ちゃった!
何も持たない、何も着ない………なので裸体!
女性は薄い白の布を纏っている。
ジャイナ教徒は、何かも持たないため、寺院に寄付をするので、
寺院は超豪華である。













大理石の仏様に金やダイヤモンドや宝石がちりばめられていた。


火を崇めるゾロアスター教は、インドのムンバイに多く集まっている。
パールシー(ペルシャ人)と言われ、インドの大財閥のひとつであるタタは、パールシーの財閥である。


シク教、ゾロアスター教は裕福な人が多い。


ゾロアスター教は『鳥葬』
火を崇めるので、火葬はもってのほか!
『沈黙の塔』で亡骸を葬るのである
『沈黙の塔』はムンバイの高級住宅街マラバール丘に森の中にある





この沈黙の塔は円筒径の石積みで造られ、中は斜面になっている。
斜面の窪みに衣服を脱がせた死者を置き、外側から男性、女性、子供という順で並べられる。
白骨化した死体は中央部の井戸につながる場所に投げ入れられる。
その底は木炭と砂の濾過層になっているそうです。


近年、ムンバイにおける猛禽類が減少し、死体分解の速度が低下し、近隣の高級住宅街に腐臭による被害が深刻になってきた。
オゾン発生器のよって腐臭を抑え、太陽光反射器を使用し、集中的に太陽光を死体に浴びせ、
乾燥させ分解を促進させる対策が行われている。
温度は250度!それ以上になると、死体が発火して火葬になるので、温度設定しているのである。

しかし・・・パールシーは人工的な手法は自然節理を捻じ曲げると行為として反対の声も多い。

それで、次に考えたのが、猛禽類の飼育である。
カゲタカを飼育しようというのである。
これには莫大な費用がかかるが、ゾロアスター教徒のパールシーは裕福層が多いので賛成の声も多くあるという。

インドって国は、ガンジス川に火葬した骨を流したり、子供や修行僧は焼かれず石をつけてそのままガンジス川に捨てられるし、
人の葬り方も、土葬・火葬・水葬・鳥葬・・・と多種多様!
インドの火葬に使う蒔きは買わなくていけない!
蒔きが少ないと………悲惨やわ!

インドって国は本当に不思議な国なのだ!



ムンバイの巨大洗濯場・・・

2013-08-20 00:00:41 | ネパール&インド&バングラディシュ
インドのムンバイのマハラクシュミ駅周辺に、
ドービーガートと呼ばれる『巨大洗濯場』がある。


ドービーとはヒンディー語で「洗濯人」の事。
その名の通り、100年以上前から、機械に頼ることなく手作業で洗濯している。








ドービー達が洗濯物を洗う格子状のコンクリートが並んでいた。






たまに、自分の体を洗っている人もいる。



ドービーガート周辺には、洗濯物を集めたり、アイロンをかけたりする家もあった。

屋上に干されている夥しい洗濯物!



インド人にしては、色で分けて干すなんて、律儀に思えた。






インドにはカースト制度が根強く残っている。
洗濯人は、カースト制度の最下層
つまり、自分より身分の低い人の汚れを、落とすことが出来ないから、
必然的に最下層の仕事になる。

カースト制度以外の不可触民より、ましかもしれない

ドービーガート内に入りたかったけれど、
地球の歩き方に「法外なチップを要求される」と書いてあったし、
出来ればツアーか数人のグループではいる方がいいと思いあきらめました。

あいつと2人じゃ・・・何かがあっても助けてくれないかも?ビビりには頼れないもんね!

インドでは女性蔑視、軽視のお国柄・・・お金の要求より、体の要求(レイプ)が怖い!
いくらおばちゃんでも我が身は我が身で守らねば!
そこの閲覧者さん!笑っちゃダメよ

生きるために食べる!のあいつがグルメに?

2013-08-01 11:35:42 | ネパール&インド&バングラディシュ
今年の2月~3月にかけて、インドを旅した。

世界第2位の12億の人口を抱える大国…インド。
大気汚染は調査対象の132ヶ国中、最下位の132位。
中国抜いてワーストワンとは不名誉なインド。
カースト制度が根強く、生活全般にこの制度が見られる。

路上で毛布を被って寝ている人の数は夥しく、
万が一、車に引かれても誰も救急車は呼ばないと思う。
カースト制度外の不可触民は、悲惨!
路上はゴミが散乱。
そんな路上に乞食(不可触民)、牛、ろば、猿、猫、豚、リス、カラス、ハト、ヤギ………
移動動物園さながらのインド!
車の警笛の騒音は、普通の神経では耐えきれず!
日本の8.7倍の面積を持つインドは、カオスの国。
そんなカオスは良しに悪しきにつけサプライズが一杯!

あいつとの旅でいつも食い違うのが食事!
生きるがために食べると言うあいつと、更にインドでは???
カレーばかりで、不味くて、食べられず、挙げ句の果て下痢して………
ガリガリに痩せて帰国すると思っていた。

…………………が…………………なんと!!!!!何と!!!!!。

美味しいお店をメモって居たのである。
TVの番組 『行ってみたらホントはこんなトコだった』で紹介されたお店をメモっていた。

1913年開業の番組Karim's Hotel のタンドリーチキン



デリーでも、イスラム教徒が多く住む所で、牛も鶏も何でも食べる。
迷路のように狭い路地が延び、そのお店は奥にあった。
ナンもめちゃくちゃ美味しく、これがインドのお料理?とビックリ!



タンドリーチキンはスダチをかけて食べる。
言うことなし!お値段は246ルピー(約470円)


デリーのコンノート・プレイスにあるVeda というレストラン。




シャンデリアが幾つも吊るされ、内装はゴージャス。



マサラカレー、チャパティ、ミネラルウォーターを注文した。
確かに美味しいし、食器も綺麗!

あいつ曰く『インドで食べた料理の代金で一番高いなぁー』だって!
幾らなの?
破格な値段や!
だから、幾ら?
561ルピーや!(約1100円)
なーにこれしき、大した事ないとの表情でカード払いをしていた。

あいつは、お金持ちなのに、セレブなマハラジャにはなれないかぁ(≧∇≦)
めちゃくちゃ庶民派や!
グルメもほど遠いわぁ!

でも、美味しいお店をメモってくれたのには、感謝、感謝!













転けた…インドのエローラ遺跡で…

2013-04-10 11:30:03 | ネパール&インド&バングラディシュ
エローラ遺跡は、スケールが大きく、素晴らしい石窟寺院!
1番石窟寺院から34番くらいまである。

個人なので、ユックリと見学できた。

一番素晴らしい石窟寺院は、16番石窟寺院。



岩山をくり抜いて造られた寺院。
寺院の壁や中の彫刻や、彫像は素晴らしい。



仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の石窟寺院が並ぶ。

念願かなって行ったエローラ遺跡。
寺院内は、暗いのに、彫刻等に夢中になり目の前が見えず、
アァ~…痛い!!!!なんと大きな穴があり、そこに落ちたのである。
カメラ!!!!!!!良かった!!!
傷が3ヶ所付いたけど、壊れて無かった!
右足が切れて、血が出てる!!!
腰くらいある丸い穴に落ちたのである。
骨粗鬆症の年齢!骨折しなくて良かった。



足元を見てから、夢中になりま~す(笑)

インドでトラブル無し???

2013-03-28 19:53:39 | ネパール&インド&バングラディシュ
インドで、トラブルが無い!なんて!!!

人生観が変わるとか!
カルチャーショックを受けるとか!
下痢は誰でもするとか!


インド旅行のまえに、胃痛で病院通いしていただけに、
ヒヤヒヤ、ハラハラしながらのインド旅行!!!

ムンバイ~デリーまでの17日間。

インドで、静かを求めるのは、絶対無理、
車のクラクションは、ブウブウ鳴らすもの!
交通ルールなんて無い、対向車線からも突っ込んでくるし、
道路には、車、自転車、バイク、オートリクシャ、牛、ロバ、ヤギ、犬、乞食(禁句かな)………
道路を渡るのは至難の技!命がけ!
神経が、イライラしてくる。

インドで、清潔を求めるのは、絶対無理、
元々インドは砂漠地帯なので、砂埃がすごい!
デッカいインドは移動が大変。
私は、殆どバスを使った。
夜行バスも寝台バスがあり、A/Cつきは高いので、安い夜行寝台バスを使った。
デラックスバスと言っても………………………うぅぅぅどこが???
デコボコ悪路を、猛スピードで、クラクションガァガァ鳴らしながら走る。
窓が少しづつ開いてくる。インドの夜は寒い!!!砂埃が身体に荷物に降りかかる。

どんな町でも、汚い!!!
何が落ちているやら!!!
ネズミの死骸を、犬が食べているし………
汚い!!!その言葉しか浮かばない!

しかし…料理がめちゃくちゃ美味しい!!!!
特に南インド料理の、マサラドーサが、まいうー!!!
インドはマサラ文化!
マサラも、最高に美味しかった!!!
インド=カレーは、間違っていた。
ナンも美味しかった。
どんなお料理も熱々で、出てくるのが、嬉しかった。
チャイもグッド!!!

どんなに、煩くても、汚くても、もう一度行きたいインド!
何故???

お料理を食べに行きたいからである!!!
いままで、103ヶ国旅しているが、
お料理に惹かれて行きたいなんて無かった!