ナリタトップロードよ安らかに・・・

最初聞いた時はネタかと思った・・・。

まさか本当に亡くなってしまうとは・・・。

まだ9歳である。種牡馬としてもまだまだこれからの馬だった。

この馬の存在を始めて知ったのはあのスリリングサンデーの勝った福寿草特別

エイシンキャメロンを退けたきさらぎ賞、アドマイヤベガの追い込みを封じた弥生賞

残り50メートルまで先頭を走っていた東京優駿・・・

勝つにはこれしかないと早めスパートの菊花賞・・・

古馬になり打倒オペラオーに燃えた二年間・・・。

コンビ復活祝い＆世界レコードで制した阪神大章典。

どれが印象に残っているかと言われてもこれほど決められない馬も珍しい・・・。

渡辺は「これからトップロードの分まで騎手を頑張っていかねばならない」と述べた。渡辺よその言葉を忘れるな。トップロードで得た経験は君の騎手人生に大きなものを与えたはずなのである。この経験を無駄にしてはならない。トップロードの子供でトップロードが忘れたものを取りに行く。そんな夢みたいなことがあってもいいんじゃないかと思ってしまう・・・。


最後にナリタトップロードよ安らかに眠ってください。あなたは確かに2000年代で一番人気のあった馬だと思います。決して最強馬＝最も人気のある馬ではないと再確認させてくれた馬。あなたと心中した2000年からの天皇賞(春)はいい思い出です。楽しい思い出をありがとうございました・・・。