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不定期更新万歳ヽ(´ー`)ノ

06ケンタッキーダービー出走予定馬紹介(1)

2006-05-04 00:10:06 | 海外競馬(アメリカ)

 いよいよケンタッキーダービーが近づいてまいりましたね。公式サイトでも調教が最終調整が見れるなど賑わってまいりました。

 今年は昨年のブリーダーズCジュヴェナイルで1~3着したStevie Wonderboy、Henny Hughes、First Samuraiが不出走と2歳戦と比べて、勢力図ががらりと変わったようにも思える。しかし、その中で一頭だけチャンピオンロードともいえる道を歩んで来たのが今年、一番人気で本番を迎えるであろうBrother Derek。この馬を中心に急成長してきた他馬がどこまで王者の牙城に迫れるか注目したい。

 Brother Derek  父Benchmark 母Miss Solt Sell(父Siyah Kalem)
主な勝ち鞍/06サンタアニタダービー、05ハリウッドフュ-チュリティー
 
 昨年のブリーダーズCジュヴェナイルはStevie Wonderboyの4着に敗れたものの、それから年を跨いで重賞4連勝。どのレースも危なげなく先行抜け出しもしくは逃げと安定したレース運びで制したものであり最早王者の風格まである。ただ、これは他の有力馬にも言えることなのだが今年は先行馬に強力な馬が揃いすぎてしまった。ブルーグラスSをぶっちぎったSinister Ministerの存在により、これまで通りマイペースで競馬できる可能性が薄いだけに、三冠の中で落とす可能性があるとしたらここの可能性大。

 Lawyer Ron 父Langfuhr 母Donation(父Lord Avie)
主な勝ち鞍/06アーカンソーダービー、06レベルS

 Brother Derekが2歳戦から日の目を浴びていた存在なら、こちらは2歳時はほとんど日の目を浴びることが無かった存在か。昨年の12月以来6連勝とまさに充実。リズンスターSが8馬身差、レベルSが3馬身差、アーカンソーダービーが2.3/4馬身差とどれも完勝。前走、ややかかり気味だったのが気に掛かるがそれ以外は問題無いか。ちなみにレベルS→アーカンソーダービー連勝は04年の二冠馬Smarty Jonesが、連勝ではないものの05年の二冠馬Afleet Alexが通ってきた道と縁起のよさならNO.1。
 ちなみに、Lawyer Ronという名前が元オーナーの故J.ハインズ氏の知人の弁護士から来ているのは有名な話だが(その弁護士が遺言執行人として馬主であるのは不思議な縁を感じますね)、どうやら、執行人によるとLawyer Lon売却の交渉をしたがまとまらなかったとのこと(記事)。でも、members of Hines' family do not want to sell the colt "at this point" but they recognize the "business side of it and they have agreed that whatever I decide is what they will go with." というコメントを読むと実はまとまっているんではないかと疑ってしまう・・・。

 Bob and John 父Seeking the Gold 母Minister's Melody(父Deputy Minister)
主な勝ち鞍/06ウッドメモリアルS
 ダービーボブの異名の通り、今年もこの馬に加えSinister Minister、Point Determinedなど有力馬盛り沢山のボブ・バファート厩舎。どれが今年勝つ可能性が高いかと考えるとこの馬ではないかと思う。ただ、前走のメンバーがどうなのかと問われると返せませんがね・・・。今年の東海岸の弱さはちょっと心配なだけに東海岸で勝った馬の評価はよく考えないといかんね。