Horse Racing Cafe

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アメリカンオークスとか

2006-07-02 22:22:39 | 海外競馬(アメリカ)

 アメリカンオークスの前にキャッシュコールマイルについて触れておくべきか。リアルタイム中継見る気満々で爆睡していたためにネットで見た感じになってしまうが、必ずしもダンスインザムードは自分のレースが出来ていなかったように思える(ここで私がダンスの競馬と考えるのは桜花賞やヴィクトリアマイルのような競馬)。それでも、4角から強引にマクって力勝負になっても勝てたというのはダンスが強かったというより、アメリカ芝路線の貧弱さを際立たせた結果なのではないであろうか?強いものは強いと認め、受け入れるのもアメリカの素晴らしさの一つであるが、たまには一昔前の自動車産業並に自国の保護を訴えたらどうかね?レースのレートをあげることばかりに目を向けていると・・・になるような悪寒。

アメリカンオークス ハリウッドパーク芝2000m
馬   馬名                          騎手                            父
1 Asahi Rising   Victor Espinoza     ロイヤルタッチ
2 Sol Mi Fa     Patrick A. Valenzuela  Distant Music
3 Arravale     Corey Nakatani          Arch
4 Galileo's Star   Norberto Arroyo Jr     Galileo
5 Attima             David Flores               Zafonic
6 Foxysox      Alex Bisono               Foxhound
7 Wait a While   Garrett K. Gomez     Maria's Mon
8 Proxenia     Alex O. Solis              Pursuit of Love

 さて、ある意味アサヒライジングはダンスインザムード以上にアメリカに屈辱を与える(一方的かもしれないが)使者なのかという話。ロイヤルタッチ×ミナガワマンナという日本でも3年に1回準オープンで掲示板に載るか載らないかくらいの馬を出しそうな血統から国際GⅠ馬を出す大チャンスなわけですよ。個人的にこの馬、ユウキャラットに似ているんじゃないかと思っていた。ユウキャラット自身も3歳春のオークスまでは抜群の先行力を武器に活躍していましたが、休養後はサッパリ。この馬もその道を進むのかと思わせておいてアメリカンオークス参戦。まだ活力が残っている段階での出走なだけに期待大か(ここ勝っておけばユウキャラットみたいに地方送りになる前に引退できるし)。

 相手となるのは、伊オークス馬DionisiaやらQueen Cleopatraが回避したせいでまた地元のメンバー。中でも中心となるのはAttimaで文句は無いのだろうが、去年の地元の大将格Melhor Aindaより強いかといわれるとまた疑問。だったら、定量戦で見直しのFoxysoxでも逆転できそうか。ケンタッキーオークス(本物)3着で実績では格上に見られているWait a Whileだが今年のケンタッキーオークスがアレだったので着順をそのまま鵜呑みにできない。何を言いたいのかよく分からなくなってきたが、結局は米牝芝路線の低下を示すレースになってしまうのではないかということ。しかし、今回の遠征はこれから始まる2強の遠征に比べれば楽に見ることが出来るわ。。負けても、所詮父ロイヤルタッチで済まされそうだし。