眠い目をこすって見たCLファイナル。今まで神がかりなセーブを連発してきて神とまで呼ばれていたレーマンですが最後の最後にやっちゃいましたね(笑)。やっぱり、レーマンにはレーマン(神)ではなくレーマン(笑)の方がよく似合う。
それにしても、逆転されてからの10分間。アーセナルは攻めるしかないのにスタミナ切れ状態。後半は引きこもりの場面が多かったですが、前半は攻めるサッカーをやっていましたからね。せめて10人ではなく11人でやらせてあげたかった・・・。アンリ移籍濃厚な現状では下手すると最大のチャンスだったわけですからね。
で、遅くなってしまいましたが仏1000ギニ―について。
今年は昨年のDivine Proportionsのような化け物がいないために牡馬同様に混戦模様でした。1番人気に推されたのは前哨戦となるグロット賞を勝ったDaltaya。2番人気に推されたのが昨年7月のロベールパパン賞を勝ったNew Girlfriend。ここは昨年のモルニ賞でSilca's Sisterの5着に敗れて以来の出走。以下、Impressionnante、Mauralakanaが並んで3番人気でした。
レースはNew Girlfriendが逃げ、直線半ばでも先頭を走るところをTie BlackとPrice Tagが一気に追い込み、Price Tagが抜け出しましたが何と内にヨレてしまい1位入線も3位に降着。結局、勝ったのは単勝21倍とやや人気薄だったTie Blackということに。Impressionnanteが2着。一番人気に推されたDaltayaは4着。
Tie Blackの次走はよく分かりませんが(調教師は少し休みを与えるとも)、1位入線降着のPrice Tagはロイヤルアスコット開催のコロネーションSに向かうとのこと。2位になったImpressionnanteも同レースに向かう模様。
仏1000ギニ―(GⅠ) ロンシャン1600m
着 馬名 騎手 タイム/着差 父親
1 Tie Black F.Rohaut 1:36.60 Machiavellian
2 Impressionnante C.L.Parias ハナ デインヒル(GB)
3 Price Tag P.Bary 1位入線降着 Dansili
続いて4月15日、フランスのサンクルー競馬場で行われたグレフュ―ル賞。ここには、今年の英ダービーのアンティポストで1番人気に推されているVisinderが出走。相手もノアイユ賞2着のBremenくらいしか見当たらなかった為に1.2倍の圧倒的人気でした。
結果から言えば4馬身差の楽勝でした。この勝利によってダービーでの人気も上昇。父、Sinnderが歩んだダービー制覇に向けて死角は無しか。ただ、結構辛口評価されている。これも期待の現われなのであろうか・・・。
今日、これから昨年見事イギリスダービー馬に輝いたMotivatorが優勝したことでお馴染みのダンテSに、Palace Episodeが昨年のレーシングポストトロフィー以来の出走(現在3番人気)。父親がMachiavellianだけに勝ったとしても本番のエプソムの2400ではいいお客さんになりそうだが注目したい。
このレースの一番人気は現在絶好調のコンビ、オブライエン&ファロンが送り出すSeptimus(父Sadller's Wells×母父Darshaanは有名なニックスですね)。レーシングポストトロフィーではPalace Episodeの3着だが距離延長で逆転可能と見られている(ダービーのアンティポストでも4番人気)。
2番人気はSir Michael Stouteが送り出すBest Alibi(父Kings Best)。この馬もレーシングポストトロフィーでPalace Episodeに負けているんですよね・・・。
この2頭が人気するなら距離不安でもPalace Episodeはもう少し評価されてもいいと思うのだがな・・・。